夜、帰ってきてから門を閉める。最近は寒かったせいか、門を閉めるとそそくさと家に入っていた。今日は風邪が少しよくなったせいか、空を仰ぐ余裕があった。ちょうど半分かなって感じの月。雲は東の空に薄くかかっているだけ。満天の星。夏の夜空もキレイだけど、冬の夜空はどうしてこんなに粒がたって見えるのだろう。冷たくなっていく指先を頬にあて、その場にたって空を見ていた。同じ空を見ているはずなのに、違うように見えるんだね。空は一つなのに。