今日は仕事で少し遠出をした。 行きの道は途中まで夕日に向かって走るドライブ。 今日は晴天で、雲も少なかったが、夕焼けの空には綿飴のような雲が浮かんでとても幻想的。 私の大好きなオレンジ色の夕焼けの中、少し灰色がかった雲がゆっくりと流れていく。 うっとりと夕焼けを見ていたいのだが、そんな時間はなく、急いで車を南へ走らせる。 目的地近くになると街路樹の様子が一変する。 沖縄は各道路によって街路樹の種類が異なるようだが、糸満に向かう道はいつ通っても黄色い印象を受ける。 名前を思い出せない樹木だが、小さくてかわいらしい黄色い花がいつも咲いている。 木の間に黄色と赤と薄紅色のカンナ。 心なしか黄色が目立つ。 夕焼けに黄色の花が映えてとても美しかった。
仕事を終えて帰る道は、真っ暗な闇。 中部と違って、近くに基地があまりないため、南部の夜は暗い。 街灯も少なく、私の背丈より高いキビ畑の中を通るとほとんど明かりが見えない。 先週はこの帰り道に迷子になって、半べそ状態だった。 今日は事前に道を確認し、予定通りに帰れた。 迷子になるのも楽しいのだが、空腹時は避けたい・・・悲しくなる。 砂糖キビはまだ花が咲かない。 旧正月の前に刈り取るのだが、その直前は美しい銀色の穂が風になびく。 夜目にもまだ花が咲いている様子は伺えない。例年より暖かいせいだろうか。 ともあれ、夜のキビ畑は寂しいので威勢のいい曲をかける。 ZZ TopのXXX。信号がない道で聴きたい。 でも1車線づつの道って感じじゃないんだよね。 しかもキビ畑に囲まれているともう少し違う感じのがあいそう。 自宅近くになると、道も広くなり、明るくなってくるとピッタリ。 10年以上前に見た彼等のライブを思い出しながら、楽しく帰れた。 自宅に帰り、車から降りると家と家の間から低空飛行のヘリが見えた。 10時近くまで訓練とは・・・ 糸満の暗い夜空と宜野湾の夜空を無意識に比べていた。
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