日々腐女子で候 ayane
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2002年11月06日(水) ひふへほ。

今日も半日、何も手につかず。
これほど抜歯を恐れる理由は、私がチキン野郎なせいもあるのですが、以前抜いた時に一度切開したのにも関わらず手に負えないと中断されて大学病院に回されたから。神経と血管が近くて、失敗したら顔面麻痺に大出血とか言われて。
大学病院ではミニ手術のようでした…怖かったよー。
時間が近づくにつれて、あたりをうろつき回ったり…落ち着かない。
しかも行く直前になって親が本当に大丈夫か聞いてくるし。
予約入れてる歯科医院は、実は微妙に親戚。父上とは幼い頃から仲が良いらしい。
親が開業医なのにどこにも受からず浪人してようやく歯学部にひっかかったとか、
単位が足りなくて留年何回かしたとか…。
イヤ、歯学部に入れる時点で頭は庶民より遥かに良いのでしょうが…。
……必要なのは実績!歯医者のテクなのよ?!
よりによってこんな時にそんなプロフィール教えてくれなくても!!(笑)

余計な心的負担を増大させて歯医者へ。
歯医者「どうします?」
私「今日やっちゃって下さい!!」
歯医者「じゃ、割って抜きますね」
親知らずの抜き方を知っていると思って、歯医者がストレートに方法を伝える。
今、私はまな板の上の鯉。さぁ、来るなら来い!(?)

麻酔をちくちく→放置→さらに麻酔ちくちく→放置→さらに直塗り。
これで顔の右下に感覚が失せる。
ガン!バキ!…ガリガリ…ギュイーン(削る音)…ゴリゴリ(引っ張る衝撃)
これの繰り返しで激闘30分。
最初はまさに口から心臓が飛び出そうな勢いでしたが『親知らずを抜いてさわやかな明日の私』を想像して時間が過ぎるのを待つ…待つ…。
最後に猛烈に引っこ抜かれる感覚がして、終了。
体を起こして振り向くと、台の上には五つに割れた私の歯。
頭しか見えてなかったけど、こんなに大きかったのね…。
しげしげと欲しそうに眺めてたのに、結局貰えず…残念。

歯医者「あんまり出血しなかったから夜、痛むかも…」
そんな怖い事言わないで下さい…ヒー。

怖いので今日はさっさと寝ます。
でも普通に無事に抜けて良かった。さよなら〜下の親知らず。
後は上の2本だ…。


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