趨向夢

2014年07月25日(金) 気持ちの整理


今回の妊娠が分かってから、うれしい半面不安も
同じくらいあった
まず息子の時にはなかった初期の出血
量は本当に少なかったけれどダラダラと1週間近く続いて、
次の検診まで本当に不安で不安で仕方なかった
成長も遅く、自分の思ってた予定より1週間遅れ
どう考えても今その週数じゃないんだけどなーと思いながらも、
病院で言われた週数に修正され

それでも修正された週数通りには成長してくれて、無事心拍も確認でき
それでも不安が消えなかった

出産時40歳と言う事で高齢出産になるし、卵子の老化や
染色体異常などの高齢出産でのデメリットばかりが目について
旦那と相談して、新型の出生前診断を受ける事に

この気持ちに至るまで、とにかく流産のことしか頭に無くて
ひとまず12週を迎えられた時にやっと担当の先生に相談して

そしたら先生、待ってましたとばかりに「うん、年齢的に
受けたほうがいいよね。てか遅いくらいだよ
ここじゃ出来ないから、○○病院に自分で予約とってね。
紹介状はいつでも書くから〜」って

先生、出来れば早く言って欲しかったわ・・・
そこから教えてもらった病院に電話して
でもなかなか予約が取れなくて
検査自体は15週6日までに受けるのがいいらしく、
予約がとれてもギリギリ15週の間
ネットで調べてもなかなか予約が取れないらしい
それでも何度か申し込みの電話をしたら予約が取れて、
無事に検査を受けられる事に
先生に予約取れたから紹介状をくださいって頼んだ時に
「とれた?!あっそう!!良かったね」って

当日はまず1時間程のカウンセリング
染色体異常とはどういう事なのか、とかこの検査でわかる事は
何なのか確率はこれ位と言うような話と
もし陽性となった時にどうするのか夫婦でよく考えてと

私たち夫婦は自分たちの年齢や上の子への負担等を考えて、
もし分かる3つの染色体異常(13.18.21トリソミー)の
どれか一つでも見つかったら諦めよう
そして今後一人っ子のままでいこうと話していた

ただカウンセリングの時にこの話になって、生まれてから見つかる
病気や障害の方が圧倒的に多い
この検査で見つから無い病気は生まれてから受け入れられるのに、
検査陽性と出た事で諦めるのはどうして?って聞かれて
答えられなかった

別に責められてるとかじゃなくて、とても優しく諭すように話して
下さった先生
話を聞いてる途中から涙が出て止まらなくなって
エコーで心拍見てるし、中期中絶の事もネットで読んだりしたから
心が苦しくなって

採血を受けなくてもいいと言われたけれど、受け入れるにしろ
あきらめるにしろ検査はすると決めて採血を受けて帰ってきた

あれから2週間
結果を聞くことが出来て、今回の検査ではすべて陰性との事
結果を聞いてとにかく不安だらけだった2週間の緊張の糸が解けて
これまた涙
うれしいってのともちょっと違ったかな

とりあえずやっとこれで息子に「お兄ちゃんになるよ」と
伝える事も出来、息子も何度も「本当に?」と大喜び

ただ、これですべてが大丈夫ではない
先には何があるか分からないと言う事だけは胸に刻んで、
今回の経験を無駄にしないようにしていこうと思った

息子を妊娠した時には心拍が確認出来た時点で無条件で
普通に健康な子を出産出来ると信じていたけれど、
あれから6年
いろんな人に会い、いろんな事を知り妊娠して出産して
それが健康な子だという事が実はすごい奇跡だって知って
自分が思っていた普通は実は普通じゃなかったのかもしれないって
この年になって知ることが出来た

息子と12月に生まれて来る子
どちらも大切に育てていこうと思う


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ゆう