2008年11月09日(日)
 『トレイン』 ケツメイシ

わかっていたことだけれど、最後に事実を目の当たりにして
ここまで酷かったのかと愕然とするアジアユース。


あまりにも何もない。


何もない試合を悲痛な気持ちで90分見届ける。



この年代の能力がそれほど低かった訳はないはずだ。

U-17では結果を出した年代なのだし、
更に優れた選手が頭角をあらわしたり、
飛び級していた選手も合流した。


しかし聞こえてくるチーム状況や結果はかんばしいものではなく
今回はちょっとヤバイよ、正直グループリーグの段階で落ちることも
あり得るなぁと心配で、何人かの友達にひっそり憂いてもいた。


何より怖かったのは、あまりにも日本サッカー協会に危機感がなかった。
協会の代表者の言説があまりにもぶれているし
多分これは、なんにもわかってないんじゃないかなぁ。

国内リーグと代表強化は根本は密接に結びついていても
短期間では利害が対立することは多いんだよ…
あぁ、あのひと自分の仕事わかってるのかなぁ。。。



本当に、これがベストだと思って言ったりやったりしていたんだろうか。



まぁ、代表者は実際には試合みてなくてもいいけど

監査は必要だよね…

全て終った後にではなく、都度都度で。

現場とお偉いサンとの間は、今一体どうなってるんだろう。

(前任者は全て自分が把握していたいタイプだったから、
 そういう部分ではわかりやすかった)


指導者がどういう指導や選出をしているか
強化のプランやスケジュールはこれでいいのか
チームとして現状はどうなのか


チェック機構があってきちんと機能していた上で、
ワールドユースへの出場決定戦でこの内容と結果だったのだとしたら

あまりにも絶望的過ぎる…。




監督はコンディショニングを第一の敗因に述べた。

またか。

それって日本サッカー全体の敗北だよ。

これだけ恵まれた組織で、なぜしょっちゅうそれよ。
今までの経験は毎回毎回どこいっちゃってるんだ。
なぜ今までの経験をきちんと整理することを未だにやらない。

※ちなみに確かに身体は重くみえたけど、
 私にはそれが最大の原因にはみえませんでした。
 あくまでも監督が最初に口にしたことね。


監督や監督を選んだひとや通じてるひとの言うことだけ聞いててもあれよ?
専務理事や技術委員長らがきちんとした仕事しているかちゃんとみてる?




私にとっては今でも、日本代表と共に世界の舞台で闘うこと、
自分の国が充実したフットボールネーションになること、
それは大きな夢です。

根本的に何よりもまず「ただのサッカー好き」
そして「日本サッカー全体の、サッカー文化のサポーター」
これからも夢を共有していきたいのです。


もっと単純に言ったら、私はサッカーが大好きで、
自分の国の子ども達と夢を共有して、彼らの成長を見守り
それを応援するのが大好きなので

毎度毎度ワールドユースはとても楽しみなのです。
自分の国のサッカー少年たちと、ワールドユースに行きたいのだ。



「もうこんな悔しい思い一生したくないんで」



中でもカワイイうちのコが、涙ながらに訴える↓↓↓


はぁ…。


例えそれが一部の者だけだとしても、本気で戦おうとしていた、
世界を夢見て、目標にすえて努力してきた選手達が可哀想だよ。

日本サッカーの未来のために、子ども年代にいい指導者を。

切実に願います。

いい加減、指導者育成の場にするのはやめて下さい。



BACK *  INDEX  *  NEXT




↑エンピツ投票ボタン
My追加 mail