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★2008年09月01日(月)
『ガールズ・ブラボー!』 レベッカ
なでしこオールスターをみに西が丘に行く。
彼女たちはこういったお祭り試合でも、例によって例のごとく全力で とてもすがすがしい、とってもいい試合で、本当に楽しい時間でした。
観客もいい。
普段のなでしこの客層とういよりは女子代表の試合の雰囲気ね。 もーそこいら中、サッカー好きの匂いがぷんぷんw
いつものように見知ったオレの居場所風のサッカーおじさん、 未来を担う「先輩のプレー」に憧れる少女たち。
入場者数発表で(5000人超え!五輪ってやぱすごいなー)静かに上がる 「おぉ〜」って歓声とか、プレーに自然に反応する感じが心地いい。
そして私の心をグッととらえたのは派手な柄シャツのおにいさん。 小さな西が丘に響くコーチング。
澤姐さんのいい守備のプレーには
「澤!サンキュー!」
お前は大熊か!!!
しまいには
「どっちもコンパクトに!!!」
ぶっ。
声に出して笑っちゃったじゃないか!(笑)
いやーでも、すごーーーくよくわかる。 そうなのよ、どっちもガンバレ、な心境なんだよね。
なんとか試合終了まではお天気も持ったし、 ちょー上機嫌でひさびさに日本橋のたいめいけんへ行く。 特撰海老フライはいつ食べても間違いない。 大好き。もーほんとしあわせ。いい日曜日でした。
後半、交代するなりスピードに乗ったドリブル、純粋な駆けっこの速さ、 ものおじしないチャレンジャー感で、きっと誰しもの印象に残った ウエストの1点目を決めた川澄選手。
ありゃ近々代表にも入るんじゃないかい?
本当に楽しそうにプレーしてるのもよかったし、 試合後のご挨拶では元気いっぱいスタンドに手を振る感じが (あれは多分友達にだと思われるw)とっても好印象でした。
そしたら今日、なんと別方向からちょっとびっくりな情報が。 彼女、大和シルフィードがティファールカップ優勝した時の メンバーなんですってよ!!!あらー。
全女は開催の年から2年続けてパラレッズが優勝したんだけど 2002大原、2003大和シルフィードとぶっちゃけサッカーチームに 優勝されちゃって、フットサラー的には悔しいぜぇって感じだった、 あの時の大和にいたんですか。なんだか親近感。
そして、スポナビのなでしこオールスターレビュー。 (↑どんなゲームだったか伝わるよい記事です。ぜひご一読を。)
>大学1年生当時、アテネ五輪予選の北朝鮮戦を国立競技場で観戦し >「全身全霊をかけて戦う澤さんたちのプレーに身震いした」という川澄が
あぁ、この感じ。 言葉にならない。
俄然応援する!!!って気持ちになる。
今後に期待です。
この気持ちのまま代表来て未来をつくってくれたら、ものすごく嬉しいな。
女子サッカーの今後について友達と話す。 色々考える。
むつかしい…。
シドニー五輪出場できなくて、Lはダメになったし、でも アテネで盛り上がって、なんとか、かろうじてなでしこは続いている。 (五輪の効果って本当に凄いよ。男子は基本恵まれてて判り難いけど)
今回の北京でもまたひとびとの心をとらえたけれど でも実際どれだけのひとがなでしこをみにいくかっていうと。。。 こんな私が行けないくらいだもの。土日は基本他と被るしさ。
でも、それでも、火を灯し続けること、それしかないよね。
私の思う一番の問題。
幼くして球蹴りを好きになった女の子は、男の子に混じって サッカー少年団とかで蹴る。ところが中学になると、蹴れる場所は ものすごーーーく限られる。女子サッカー部のある学校なんて少ない。
それでも小さい頃始めた上手なコはまだ道を選び様にあるけれど 小学校高学年〜中学生くらいにサッカーに興味を持った女の子は ほとんどが始めようにもないんだよね、現状では。
今回の代表の姿をみて、私もサッカーをしてみたい!と地方で 思っても、サッカー少年団に行くにはちょっと中途半端だし フットサルはだいぶ普及したけれど、それでもね…。
このこたちの中に、才能豊かなコも隠れていると思うんだ。 背の高い運動の好きな女の子は、バレーボールやバスケットに 行っちゃう。だって女子サッカー部ないんだから選びようにもない。
始められる環境、続けられる環境。
あぁ、考えれば考えるほど難しいやね。
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