2008年04月18日(金)
 『眩暈』 鬼束ちひろ

うん、やっぱりそうだ。

今週みたお芝居は、なぜか2つとも「掃除しろ!」と
かなり主張していて(笑)私はみにつまされたけど

散々色々考えて、よーーーくわかった。
しみじみ自分がモノを溜め込むタチだってことを痛感したよ。
Jドリームで、鷹くんがミルクやお砂糖を溜め込んでいた心理。
貧乏性、育ち方の影響、時代が時代なら「清貧」でw

本当はそうやって数少ないものを大切にして生きていきたいんだと思う。

でも貰えるものだけでも部屋が溢れる現実。


スタンプとかシールとかレターセットとか文房具とか
ネイルの道具とか、医薬品とかは実にきれいに収まっていて
よく使っているけれど、そんな細々したものたちは
ちゃんとあるべき場所にあって散らかることもなくすこともなくて


結局この机の上に作ってしまう地層とかしまえない洋服とかって
「あるべき場所」をきちんと作ってあげられないモノなんだよね。
ぎゅうぎゅうにしまえばなんとかしまえるけれど、
そうすると使い辛いので、出しっ放しになってしまうんだな。


モノに愛着執着する私に、使えるものを処分するって性質は、ない。

友達に言われてみまわせば、確かにもう着ないものは意外に結構ある。

でも、まだ着れるんだよー。柄は幼い感じだからもうずっと着てない
浴衣とかもさー全然キレイなの!!!

でも、でもばっかりだけど、例えば今年の夏浴衣を着る機会があったら…
もう一着のもっと気に入ってる方を着るし、
そろそろもっとシックなの買いたいなぁ。。。と思うのだ。


結局そういうことなんだよね。


私は、まだ着れるって工夫したりして手持ちをかなり活用してる
方だけど、なぜかあるモノに自分の方を合わせてしまう性質があって
本当に着たいものを着ていなかったりする。

お気に入りだけ着ればいいんじゃんねぇ。
いやそこそこ気に入ってるものしか実際持ってはいないんだけどさ
趣味も変わらないし。でもがんばって工夫して活用するより、
その時に好きなお洋服だけ着る方がいいんじゃんねぇ。

今でもキレイで着れるお洋服と、着たいお洋服は少し違うんだ。

なんで気が付かなかったんだろう。。。

似合うか似合わないかは考慮していたし
似合わないものやサイズの合わないものは諦められたけど

あー

今回のことで、やっと思いきって色々処分できそうな気がします。
極力捨てないで、あげる方向や再利用の道で行くけど。

あると便利かも、と思ってたけど、買ったら使わなかったバッグとか
サルで景品で貰ったものの一度も着てないTシャツとか

捨てるのももったいないけど、使わないものでスペースをうめてるのも
すごいもったいないことなんだね。部屋狭いんだからさー。


でも私は、モノに愛着を持って、大事にする自分が割と好き。
だから今後は、よりいっそう、自分にとって必要ないものを
増やさないように気を付けて、丁寧に選んで、気に入ったものだけを
お部屋に連れてくるってことを徹底しなきゃなって思います。




『どん底』

私は、ナターシャがとてもよくわかる。

あの瞬間、彼女は「腑に落ちる」んだよね。
悲しいけれど。やっぱり大切にされてこなかった人間は
最後のところで自分を愛することや、自分を信じることが難しい。

色んな箇所で、あぁ『どん底』だなぁ、と思う。

わかってしまう私は、やっぱり育ちがよろしくないってことなのかな。

「好きって言えば喜ぶから」

はぁ。

ため息がでるな。

そんな心理は、つい最近まで知らなかった。
できれば一生、知りたくなかった。


セットが、シンプルなのに丁寧でとてもきれいだった。
トタンやらの屋根のパッチワークが、かわいいきれい。
あぁいうのもセンスよねぇ。


私は、現実世界で近くにいたら苦手なタイプなのに
なんでか江口くんとか、大きい男のヒトの所作にドキドキしてしまう。
その代表がオダギリジョーなんだけど、あれはなんでなんだろう。
好きなのか嫌いなのかも判らないのに。

あ、それはまんまナターシャの台詞だな。。。

私を好きになってくれた男の子たちは
実に粘り強く私に愛情を示してくれていたなぁ。
感謝感謝だ。


すっごいおもしろかったです。
やぱケラさんすげー。
誘ってくれてありがとう。



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