2008年02月03日(日)
 『帰省 〜Never Forget〜』 中森明菜

私はあんまりマメじゃない。

予定は記憶してられないし、
テレビ観るのなんか手帳に書いててもうっかりさんだし、
お友達の誕生日も、お祝メール送ろうと数日前まで思ってても
当日になったらきれいさっぱり忘れちゃって1週間くらいして気付いたり。

でもね〜

毎年思うんだけど、私、うちの坊主の誕生日だけは忘れない。
毎年近くなるとあぁ坊主の誕生日もうすぐだーって思うし
当日もあぁ今日はうちの坊主の誕生日だ、と思う。

育ての母親が元旦生まれとめちゃめちゃわかりやすいのに、
それでも気付かない年があったりすることを考えれば、
どうも節分だから…って訳でもないらしい。


うちの坊主…って甥っこなんだけどね。
小学生の頃に生まれたんで、私の感覚では弟です。
坊主もキミねえちゃんって呼んでたし。(育ってからはキミねえ)

最近身近で甥っこ姪っこ可愛い〜という話をよく聞くけれど、
私にとってのそれはもう25年も前の話だ(笑)


チームメイトが、今年は嫁が出産するからあまりスタジアムに
行けないかも…と言っていたという話を聞いて、あぁ新生児じゃね〜
スタジアムの託児にも預けられないし、と思ったものの

や…でも私だったらどうだろう…状況によっては連れて行きかねないな…

つーかさ、赤ちゃん連れ歩いてたよな、中学生だった私。
学校から帰ると、坊主抱っこして、おぶって、バギーに乗せて
自転車に乗せて(少しづつ成長しているw)お散歩に行くのは
おねえちゃんの日課だったし、友達の家とかも連れていっちゃってたし


なんて言ってたら、やっぱり誕生日忘れないのは、
自分が育てたこどもだからじゃないのか、と言われた。



そーか

そうかも。

うちの坊主はたぶん、私の中で私が育てた第一子なんだな(笑)


私は自分の生まれた時間も知らないというのに、
坊主が生まれたのは午前11時33分だと知っている。
生まれた時2690gしかなかったことまで覚えてる。


お誕生日おめでとう。
素敵なことがたくさんの毎日でありますように。
愛してるよ。



そしてふと思う。

育ててくれた父母は、誕生日だって思ってくれたりするんだろうか?
それはないかな〜… 当時も忘れられてたもんな(^_^;)
後でなんで言わないのって怒られたこともあるしな。

でも、確かにもう亡くなった製作担当父は、死ぬまで私の誕生日を
覚えていてくれた気がする。小さい頃はプレゼントが届いたりしたし。

どこでどうしているのか噂でしか知らない、だいたい顔も知らない
製作担当母は、私の誕生日を覚えていたりするんだろうか?

…私が坊主を思うくらいには、思い出してくれることがあるんだろうか。


そんなの、今まで一度も考えたてみたことなかったよ。



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