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★2007年02月17日(土)
『DISTANCE』 宇多田ヒカル
毎度ながら私の言葉は辛辣で、思ったことそのままで、 この裏表のなさは私の中では数少ない私の美徳でもあるのですが、 まぁだいたい私が嫌いとか苦手とか思ってるひとの大多数が 受け入れられない部分ってココなんだろうなぁ、と改めて実感する。
気を許しているひとにほどポンポン出るしなぁ…。
受け入れてくれているひとは、いったいどう思っているんだろう。 ある種の友達は、まぁ元々あまり気にしない性格だ、というのが 一番大きい気がする。だいたい私のポンポン言うってそのひとを責めている ワケではなくて、ただ単に思ったことそのままで、それ以上の裏はないから なんつーか、「きらまたなんか言ってるよ」とか「あぁ、はいはい」 って話半分に聞いといて、軽く流してくれるのがベターだわなぁ。
でも、気にするひとはとても気にする。 大会の時にも、するっと思ったこと言っちゃって大切な仲間を傷つけるし、 (それでも彼女は私と友達でいてくれるので、とても心が広いと思う…) 何かと自分を責めるタイプのひとは、私の言うこと全部まに受けちゃう訳で
でも、たいていの場合、よほど私のこと好いてくれてなければ 自然に疎遠になっていくので、まぁなんとかなっていたというか きららさんはわがままだから、みたいな感じで それに甘えるか嫌われるかの択一状態になるというか
あー… うー…
「言わないで欲しい」
私を好きでもそれはツライ場合、こう伝えるのは確かに正しいし有効だ。
でも、はた、と考える。 私自身は言って欲しいのだ。
思いやりからであっても、傷つけ合わないように口を噤んだりするやり方は 私の性には合わない…。何考えてるのか判らないと不安になる。 いつもなんだか、思っていることと口にすることが違っているんじゃないか 本当はどうなんだろう、そんな風に考え始めてしまうと止まらない。
それでもとりあえず、言わない努力をしてみようとして、固まる。
その瞬間瞬間に、私の中を支配するシンプルな感情。 例えば「お腹すいたね」「今日は寒いね」「順番まだかなぁ」
考えようによっては、全部文句やわがままと受け取られちゃうのだ。
プラスの言葉だけ使おう、と思う。 「美味しい」「うれしい」「楽しい」
…あれれ? でも世の中にはイヤミってものもあるじゃないですか。 受取手の心理状態によっては、これさえもマイナスに響くかも知れない。
なんかものすごーく上っ面の部分しかあらわさなくて薄っぺらい感じだし…
そしてなんだか、喋れなくなってしまう。
小学生にして「お前の正直さは最大の長所で欠点だ」と家族に言われて そのまま育ってしまった、確信犯でタチの悪い私。 自分でも自分のことずるいかな、と思っている部分はたくさんあるけど
そうじゃない部分で「ずるい」って言われるのってきっついなぁ。 今まで無意識無自覚だった部分で、意識しなきゃいけない。
…あぁ、考えれば考えるほど、むずかしいかも知れない。 これは合わないってことだってわかるし、無理は続かないし…。
激情型の私は過去に何度か、自分でもびっくりすることをしてきた。 帰る、って走ってる車のドア開けて降りようとしたとか。 振り返れば、私はいつも本気だけど、どこかに甘えがあって こうして、みんなに甘やかされてきたんだなぁと思う。
色々ぐるぐるしてみつけたのは 「もういい。帰る。」って、こんな私らしさを押し退けて 単純に、好きなひととは仲良くしていたいって気持ち。 決してみんなと仲良くしてたいなんて思わないけど、 好きなひと、大切なお友達とは、やっぱり仲良くしていたい。
いつも信じていたいのに簡単に見失ってしまう自分が悲しいけれど あの日感じたことが私の中にあったから、早まらずに済んだ(?)し ずっとこの気持ちを内側に持っていられたらいいなぁと思う。
私、ケンカって嫌いだ。 基本的にできない。ほとんどしたことがない。悲しくなるし、 まず解決しないし、私は切り替えが下手だし忘れることができないから 同じことできっとまたいつかケンカになる…ような気がするし。
でも、なんだ
たまになら必要なことなのかもね。 迷っちゃうんならダメだけど、 自分の中に帰ってくる場所さえあるんだったら。
無理は続かない、とやっぱり思う。 でも、少しならしてみてもいい…かな。
※会員制じゃなくなって歌詞表示できるようになったー☆ 『DISTANCE』 宇多田ヒカル
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