2005年11月15日(火)
 『Latino Heat』 Eddie Guerrero

だいたい私、基本的にはズルしたり騙したり
するひとは嫌いだ。でも、彼は特別。

私は彼のズルさにニヤリとして、
騙されることをむしろ気持ちいいと思って
大笑いしてしまうのだ。

ただの酔っ払いみたいに思わせておいて
ヨロヨロのフラフラでもうダメだーみたいに思わせておいて

嘘だってーのって、飛ぶ。
しかも美しく。
本当は、とっても強いのだ。

彼はゆかいで、かっこよかった。
たくさんのドキドキわくわくをくれた。

私の中の彼はいつもとびきりの笑顔で
だからこそこの夏はニコリともしない彼に
みんな戸惑ったのだけれど、
最近はまた彼の笑顔に会えるときいて
再会を楽しみにしていたんだ。。。

この期に及んで、テイカーのゴーン♪が流れる中
棺桶からViva la raza!って現れて
千鳥足で踊りだしたりしてくれないかなー
なんて、1万人は考えそうなこと想像したりして




うわーん

エディが死んじゃったよーーー。




初めてWWEを生で観た時、エディの出場時間(?)が
思ったより短くて不満がってる私に友達が言った


「毎試合きらが観たいエディをやってたら死んじゃうよ」


だっていつも笑ってたんだもの。
ヨロヨロでもあんなに高く飛んで
ズルくて賢くておちゃめで
とっても強かったんだもの。
私のヒーローだったんだもん。


エディ、本当はすごーく辛かったのかな?
私が思ってるよりもっとボロボロだったのかな?

もう痛い思いして傷つかなくていいんだよって
冥福をお祈りしなくちゃいけないのかな…?




やー
死んでもやるだろ、あのひとは。
だって、大好きだったでしょ、どうみたって。


あんな風に生きたいな、私。
陽気にお気楽そうに、だけどとても真摯に
しなやかで強く

いつも笑っていたいな。



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