2004年04月07日(水)
 『人にやさしく』 THE BLUE HEARTS (器物破損に思うこと)

昔ロックのライブ会場では、将棋倒しで観客がなくなったことまであったし、
それこそ器物破損なんて、日常茶飯事でした。
特に衝動を開放するようなパンクロックはね。

悪評が立てば会場を貸して貰えなくなる。
演るほうも聴くほうもお互いに求め合っているのに、その場所がなくなっていく。
でも、本当のパンクロックって・・・!?

そんな葛藤の中、かつてブルーハーツというバンドは自分たちの代表曲にかけて
こんなメッセージを付けたバルーンを会場に出しました。


人にやさしく 椅子にもやさしく


楽しみ方はそれぞれだけど、でもショウそのものの内容に関係なく
大暴れ(?)しにライブハウスに来る奴って、やっぱり音楽やロック、
そのバンドのことが好きだとは思えないし、そんなひとには来て欲しくない
と思われて仕方がないと思う。そんなの「盛り上がってる」とは言えないし。

あまりのショウの内容のよさに気持ちが高ぶって抑えられなくなった
・・・ってのは特別な場合にはあると思うけれど、でも、自己責任の内でね。
好きなんだったら、これからもショウを楽しみたいはずだもの、
きっと分かり合える。


サッカーも、本質的にはたぶん変わらない。
ただ騒ぎに来てるひとなんてサポーターとは思えないし、
ワールドカップで祭りに便乗してたひとと変わらないよね。
だってそこに愛があるなら、チームにとってマイナスになることはしないでしょ?

あのスタジアムは、あくまでも都に借りているもの。
お借りしたものは、可能な限り元の状態で返すのが当然。
壊せば修理費がかかるのはもちろんだし、最悪は貸してもらえなくなるんだよ〜。


規制されるのなんて、やでしょ?
私はやだ。とってもやだ。絶対やだ。

だからルールは押し付けられるものじゃなくて、
自分の中のほんのちょっとのやさしさだと思う。
で、自由でいたかったら、自分の行動に責任持たなきゃね。
愛するものを、愛し続けるために。


まー平たく言えば、まだペットボトルの持込が許されている
スタジアムでは絶対に投げない、とかそういうこと(笑)
だってペット持っていきたいもの。そんな簡単な話さ。
(※もちろんどんなスタジアムでも投げちゃダメよぉ)



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