2004年02月06日(金)
 『WINTER COMES AROUND(冬の一日)』 TMN (フットサル選手権)

早起きして駒沢に全日本フットサル選手権大会みにいってきました。
3日間で行われるんだけど、土日はフル代表・五輪代表の始動試合なので
今日一日は駒沢詰めで、10時間耐久サル観戦、みたいな(笑

色んなチームみれて楽しかったな〜が一番の感想。
サルの戦い方って色々あるのね。


■MAG'S FUTSAL CLUB 0-1 FIRE FOX(駒沢体育館)
前半はマグペースだったと思う。わりとちまちま系で好きな感じ。
でも、そのペース握っている時間に得点できなかったのが響いて
チアゴくん(22歳!?)のPKに沈む。

試合中「ブラジル人、やっぱうめぇなぁ」と思ったらふと浮かんだ疑問、
サルって、外国人枠ないの?まぁあったとしても日系が多いからたいした
問題じゃないんだろうけど・・・数年続けてこの選手権を観に来ているK嬢に
尋ねてみたものの、彼女も知らないという。

スペインから来てくれた審判がダンディーで素敵。
ヒステリックじゃなく、心地よく響く笛。全く気にならないジャッジ。
しゅうさんは、こないだ(茅ヶ崎でみた関東リーグ)の試合と一番違う
のは審判かも知れない、とつぶやく。

フットサルって、サッカーよりも一流国との差は激しい気がする。
優秀なスペイン人とかブラジル人連れてきたら、すぐ優勝できそう・・・

(全ての結果を知っている今となっては、緒戦の印象が今大会の総括に
なるのかも知れません。2日目以降試合みてないんで、友人のK嬢とU氏の
感想がそう思わせるだけなのかもだけど。。。)

木暮さんはやっぱり出場停止で、木暮入りファイルが観たかったので残念。
新しいボール・ロテイロは、銀が床に映えてすごく観やすい。
回転がよく判る〜ってしばらくくるくる回る球みていたら、
目が回ってしまった・・・まぬけだ。でもあのボール、欲しいな。


(MISTURA - Paragosto/T.F.Nはちょっとだけ観て第1試合との差が激しく
見所もなさげだったので買出しへ。ほとんど観てないのでコメントなし。)


■CASCAVEL 7-0 Member of the gang(駒沢球技場)
お待ちかねのカスカベウ。いや、きれいきれい。
各自の意識が高く、コーチングがハッキリしているのでマークがブレない。
有機的な連動、回る(さっきのくるくるとは違う意味)ボール、素敵〜。
そこにお気に入りの7番くん(金山選手)のスピードがスパイスになってて
ますます素敵〜。

それにしてもギャングよ、もう少し声出したり、意識統一したりしようよ。
ああいうの、さみしくなっちゃうよ。。。
せっかくのタイムアウトなのに、無言でドリンクを飲むだけだったり、
ベンチでは椅子に並んで座って微動だにしなかったり・・・


■ダイワスポーツ Sapporo Futsal Club 1-4 BANFF TOHOKU(駒沢球技場)
バンフは期待してたよりおもしろみがなかった。
あんなもんなんだろうか(翌日以降違ったらしい)

ダイワはオレンジとグレーのカラーリングや背中の丸文字でユニが可愛い。
キーパーなんかベビーピンクだ。しかもなんか、着こなしが粋(?)だ。
二十年前のろけんろーらー風味に、流行のレッグウォーマーを加えたような
いでたち。やたらうるさいがイマイチ何言ってんのか判らないコーチング。

しまいにはチームメイトAに「落ち着け」と言われるキーパー。
更に追い討ちを掛けるようにチームメイトBに「あんま前出てくんな」と
指示されるキーパー。挙句にエリア外ハンドで一発レッド。
落ち着けって、前出てくんなって、言われてたのにね・・・。


■FUTURO FUTSAL 5-0 MISTURA(駒沢体育館)
フトゥーロ、楽しい〜♪
噂の上村は、ほんとにウハウハプレイヤーだったよ!
ミスもするけど、ああいうチャレンジ、私は大好きだー。

対するミツウラ(友人間のみでの通称)、強い相手と対戦していることを
楽しんでいるようなプレー。結果は大差での敗戦だけど、そのファイトと
エンジョイマインドはとても好感が持てました。いいゲームをありがとう。


■FIRE FOX 6-0 鹿児島FR(駒沢球技場)
出場停止は1試合のハズなのに、つーか難波田さん出てるのに、
木暮は温存の模様。しょぼーん。観たかったのに。
関東勢はやっぱつええなぁ。
フトゥーロと上村にウハウハしすぎたのと連戦の疲れで、
私の集中力は切れ気味。。。後はあんま記憶にない(苦笑


■CASCAVEL 3-0 ダイワスポーツ Sapporo Futsal Club(駒沢体育館)
やっぱりカスカベウの有機的なフットサルは好きだし、
7番くんは素敵なんだけど、どうにもツメが甘いというか、
勝負強さみたいなものが感じられない。
日本代表の試合を観ているようなフラストレーション・・・って判る?(苦笑


■Member of the gang 1-8 BANFF TOHOKU(駒沢体育館)
序盤、ギャングが意外に健闘。
さっきより声も出てるし、ベンチも一体になってる感じで、ちょっと安心。
仲が悪い訳じゃないんだな(爆

前半も半ば過ぎにバンフゴール。しかしすぐに追い付くギャング!
カスカベウ、バンフと厳しい連戦でここまでノーゴールだったせいか、
ギャング一同大喜び。直後にまた失点・・・(喜び過ぎだって(汗))

1-2で折り返すものの、後半は惨敗。
判りやすくみるみる元気がなくなっていくギャング。
カスカベウ戦に続き、声も出なくなり、無気力に椅子に座り込み・・・

まるで、コートに立つことを拒否ってるように短い時間で選手が
どんどん入れ替わる。強い相手との試合が続いたから、本当に
肉体的にもきつかったんだろうけど、MISTURAとの違いにせつなくなる。
あんな風に無気力になっちゃうんじゃ、みているのがつらい。
MISTURAの選手たちはそれでも楽しそうだったのに・・・


以上、勝手な感想でした。

私にあんまおもしろくねぇなぁと言われながらも(いや、誰も聞いちゃ
いないけどさ(笑))取れる時にしっかり得点するバンフやファイルの
抜け目なさと、私におもしろーいとウハウハされながら、どことなく脆さを
感じさせるカスカベウやフトゥーロの違いにちょっとため息をつきつつ
帰途につきましたとさ。疲れたけど、楽しかったな〜。

早くオイラもボールが蹴りたいよん。


※2/10記



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