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★2002年10月13日(日)
『夕立ち』 スガシカオ (川崎と札幌と浦和)
私は都民+等々力競技場の近所に住んでいるので、 FC東京と川崎フロンターレは結構ちゃんと(?)応援している。 で、浦和と札幌については「サッカーが好きなひとレベル」の知識で書いております。 それは違う!!!というご意見ご感想叱責は掲示板もしくはkirara__@hotmail.comまで。
と前置いて、今日は割とまじめにサッカーなお話・・・のようでいて 話があっちゃこっちゃ行き過ぎてて何言いたいんだか判りにくいっす(苦笑)
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昨日、帰りの電車に乗る前にお茶+一服しながら携帯でJの途中経過を確認して いた私は、プーさん4体抱えてただでさえ上機嫌なのに輪を掛けてゴキゲンに なっていた。リロードするたびに、東京の得点が増えているのだ☆
先々週テレビで磐田戦を観ていたので、勝ちきれなかったけれどいいゲームしたし、 そろそろだろ?と、先週の清水戦は迷わず札幌の90分勝ちにマークした(toto)。 札幌な皆さん程ではないが、そんな期待は見事に砕かれた。 そして今週totoを買う際は「うう、そろそろなのは、東京なのか?しかも厚別だし・・・」 なんてちょっと弱気になりつつ、やっぱり東京にマーク。
でもね、うちだって連敗中だし、やだなぁって思ってたんだよ。 だって、本当に背水の陣でしょ?死に物狂いでくるはずでしょ? 札幌、今期立ち上げ時からボタン掛け違えたみたいになっちゃって今ボロボロだけど 元々力のないチームじゃないし。厚別を埋めるサポーターもついてるし。
3点目までは「ヨッシャー!」ってなもんだった。 4点目は・・・もう、なんだかせつなくなってしまった。 試合はみてない。だからこそ不思議だ。東京だって状態はよくないんだ。 キレちゃったんだろうな〜って予想はつくけれど、でも、 札幌は死に物狂いで戦ったのか?それとももう、残留諦めちゃったのか?
プロは結果だというけれど、私はそれより先に闘う姿勢を重視するタイプ。 本気で闘わなきゃ、喜びも悲しみも共有できないと思うんだ。 そして、共有できなければ、市民はチームをサポートしなくなるんじゃないかな。 コツコツ積み上げても崩れる時はあっという間なのに。
数字的に無理であったとしても(しかもまだ可能性はゼロじゃない) 観客の期待に答える努力をしなくちゃ せめて来期につながる戦いをしなきゃ ・・・チームなくなっちゃう可能性だってあるよ?
帰って来て、浦和×京都をテレビでみた。これに勝てば首位の浦和。 すげーすげーとトゥットの活躍に大喜びしながら、 時代の主流は3人サッカーなのかな〜とぼんやり思った。 こないだのブラジルもこんなだったしな。
エメもトゥットも好調なゆーいちろーも個人個人すげーんだけど、 効率的で素晴らしいんだけど、勝ってるし強いんだけど、 私はこういうのあんまり好きじゃなくてちょっとさみしくなる。 日本人が目指すサッカーじゃないと思うし。
やっぱ2シーズンってリーグじゃなくてカップ戦みたい、短期決戦で。 他のクラブに目を向けたって、横浜やら柏やら、 優勝圏内にいたり降格圏内にいたりするしさ。
片や首位、片や最下位・・・(共に今日現在)
それで思い出したのは、2000年のJ2。 かつてのセリエのビッグクラブのように効率よく戦って、ぶっちぎりで勝ち上がった札幌。 これもまた、やっぱり好きな戦い方ではなかったけれど、正しかった、と思う。 浦和は王様サッカーやろうとして、最後の最後でなんとか昇格を決めた感じだった。
でも実はあの秋もこの秋も、ほんのちょっとの差のような気がする。 とくにこの、Jリーグではね。
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今日の等々力満員大作戦は、大成功だった。 最後に勝ち越せたのは、がんばった選手はもちろん 2万人の力が大きかったんじゃないかな
岡山にマイクパフォーマンスで(?) 『正直言ってJ1昇格はあきらめかけていましたぁ』と叫ばれた時は 反応に困ったけれど、可能性は残っていてもまず無理だろうなぁって 思っちゃう気持ちは判る。
でも、観客は諦めさせてくれなかった。 炎天下でヘロヘロなのは見て取れたけれど みんなで最後の最後まで勝利を要求して背中を押した感じ。 愛(?)が通い合う瞬間って、幸福だ。
来期どのチームが上がっていってもJ1じゃ厳しそうだ、そう思ってしまうんだけど でもこれも同じ舞台に上げたらほんのちょっとの差なのかも知れない。 (入れ替えなかった頃はまでは凄い差だったんけどね。。。)
幸せをかみ締めながら、夕べから心に引っかかっていた ニュース映像の札幌サポーターを思い出す。
『I Believe』
どうか選手たちに、思いが届きますように。
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