++キオクノカケラ++
モクジカコミライ


2006年03月26日(日) 「町田 鉄五郎」

今日は、母親と一緒にご先祖様たちのお墓参りにいってきました。

まずは、西川口にあるおばあちゃんのお墓。
おれの大好きな、大の仲良しだったおばあちゃんとこです。元気か?ばあちゃん。マジでたまには出てきておくれ。

で、今日の東京地方は天気も良くて、暖かで、しかもまだ時間もたっぷりあったので、谷中の墓地に移動しました。

この時期は谷中霊園内はお花見のみなさんで盛り上がってたりします。
今日はあったかだったから、たくさんのお花見客が来てました。
霊園なのになんか不思議な感じです。でも、なんかいい感じです。

こっちにはですね、おばあちゃんの一代前のお墓と、その隣にはさらに一代前の墓があります。

うちは昔から女系の血筋のようでして、お墓に彫ってある苗字は3つの代の墓で全て違います。ヽ( ゚∀゚)ノ

で、一番古いお墓の敷地内にこんなものがあります。




これには、「僕 町田 鉄五郎」と彫ってあります。
昔々、うちの馬の世話をしていた人のお墓です。
今で言う「おかかえ運転手」ってとこでしょうか。
前から気になってたので、今回初めてお線香あげてきました。

なんか昔の「我が一族(うち)」を誇らしく思うと同時に、
この「町田 鉄五郎」という人物が何を感じながら生き、そして死んでいったのかが気になり、すこし寂しさを感じます。
結婚もせず、一生をうちに尽くしたそうですから。

昔の「うち」に関しては、話を聞くたびに「わぁスゴイなぁ」って思うんですが、同時に感じるのは「今はものすごく没落したなぁ」。。。(゜_゜)


たとえば「うち」にはおばあちゃんの時代に、戦前には中国の「蒋介石」から、毎年年賀状が届いてたそうです。

おじいちゃんが軍人で、彼に対するなんらかの「教育」を受け持ってたそうです。

おじいちゃんには会った事ないけど、押入れからおじいちゃんの「名刺」を見つけたことがあります。そこには「外務省」の文字があって、あとの部署は。。。忘れちゃった。

あぁ、おじいちゃんが出かけるときには進軍ラッパが鳴ったそうです。


「うち」の歴史上で一番「ダメ」なのがおれみたいです。(;一_一)
おれの兄貴は政府にかかわる仕事してるみたいですしね。
まぁ、がんばってください。そういえばもう20年くらい会ってないですね、元気ですか?

ま、おれの今年の目標は「お金持ちになります」なのでがんばりますからね。

うかうかしてるとほんと追い抜いちゃいますよ。


ねぇ、ご先祖さま、「おばあちゃん」あと、鉄五郎さん。みんな応援よろしくです。

たまには、いいでしょ?こんなんがお金持ちになっても。

ダメダメなうちらの力でお堅い人たちを追い越そうよ。ね。





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