CORKSCREW Diaries(米国編)
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2003年06月24日(火) 射干玉の闇夜に半端な流浪の民 明日は絶望だ


言葉は全て辻褄合わせでくだらない。
死ぬことさえつまらない。
ハートバザール「流浪の民」


こう言う詩が書ける石井皐月と言う人は本当に貴重だったなあと、
一年経った今でも思う今日この頃。
最近は本当にCDって買わなくって、
昔のCDとかを懐かしくなってよく聴いている。
サニーデイコンプリートボックスでも買ってやろうか知らん。



「僕は旅する為に生きています」



世界をこの瞳に焼き付けてやろうと思いながら旅に出ます。
仕事なんかをしているとそう長くも行ってられないのだけれども。
昨日釜山行きのチケットを旅行会社にもらいに行ったときにスタッフに冗談で言われました。
「ここで働かない?」
いやあ嬉しいなあ、そう言うの言われるのって。
なんか普段のルーチンワークとは違って生き生きとした自分でいられそうです。
もちろん生業にするのはとても大変だというのは分かっているんだけれども。
年に一度2・3週間休みをくれたら幾らでも乗り換えます。



なんてね。



旅を続けながら蹴球紀行でも書いてみたり、
そんなものにすごく憧れたりするけれども、
結局の所そう言う冒険は出来ないんです。
たぶんそれは小さい頃からそういう風にインプットされてて、
自分の限界なんです。
そう言うことを書くと、
親なんかには「人のせいにするな」なんて言われそうだけど、
結局家庭環境とか、そう言ったものを人は逃れられないんです。
どんなに適当な事書いてても、
その辺どうにもならないんです。
そう言った殻をどうにかして破らないといけないってことも、
よく分かっているんです。


僕の約束の地はアイスランドにあります。
またいつか必ずあの大地を踏みしめたいんです。






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