CORKSCREW Diaries(米国編) |
午後10時前にK先輩からの電話で目が覚めた。 どうやらそんな時間まで眠ってしまっていたらしい。 韓国-イタリア戦を最初から見る予定だったのに、気が付いたら延長が始まろうとしていた。 遅れ馳せながら結婚おめでとうK先輩。お幸せに。 韓国は同点に追いついたそのままの勢いで勝ってしまった。 日本もトルコ相手に負けるぐらいだったら、 本気のブラジル相手に死力を尽くして戦った方が良かったかも知れない。 例え0−5とかで負けたとしても、 僕らは日本代表を責めたりはしない。 赤一色のスタジアムはすごいことになっていて、 ブーイングとかちょっとやりすぎなんじゃないのとか思わなくも無かったが、 まあホームってそんなものなのだろう。 ベッカムと比べるとローマの王子様は貴族的な顔立ちだなあ。 ベッカムの方がやっぱり手の届きそうなハンサムでいいかも知れない。 日本のことをあんまり書いてないけど、頑張ったと思う。 トルコだってそんなに弱い訳じゃない。 そんなことは分かっている筈なんだけど、 やっぱり世界の強豪との対戦が見てみたかったような気がする。 負けたっていいんだから。 世界って、そういうものだ。 そして4年後を目指した戦いが再び始まるのだ。 何度も何度も書いてきたことをまた書こう。 僕は人を肯定したい、認めたいと思う。 人に対して、「頑張れ」と言うことは即ち僕自身に「頑張れ」と言うことと同じなのだ。 反対に、人を攻撃することは、自分を攻撃することと同じなのだ。 僕は人に対してかなりきつい事を言うことが出来ると思う。 相手をどん底に突き落とすような言葉もいくらでもある。 でもそれは、あくまで「自分が言われて嫌なこと」を言っているのだ。 自分の主張をして相手と口論するのはいいが、 たぶん悪口や負の感情を出せば出すほど僕はココロにダメージを負っている。 喧嘩をするにして、勝っても負けても自分が傷つかずにはいられないのだ。 だからあまり喧嘩なんてしたくない。それが口げんかでも。 いつも穏やかで優しくありたいと思う。 そして出来うる限り人を肯定して認めたいと思う。 誰だってほめられたり認められたりしたら嬉しい。 自分だってそうだ。 それがやる気に繋がる。全ての活力に繋がる。 自分自身で自分を肯定してあげられる人なんてそんなに多くはないのだ。 僕だってそうだ。 「あなたなら出来るの、きっと出来るの、必ず出来るの。」 刷り込みのように言われ続けて、勇気づけられたら、 それは例え今は嘘でも、きっとそれは本当になる。 だから僕もそう言ってあげたいと思う。これも以前に書いたけど。 「君なら出来るんだよ、きっと出来るんだ、必ずね」 それは僕自身に向けての勇気にだってなるんだから。 |