CORKSCREW Diaries(米国編)
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2002年03月10日(日) 人に触れていたいと願う


「INTERNATIONAL RELATIONS」

と言うのは僕の卒業した学部名だ。
本当ならば歴史学者になる筈だったのだが、
こう言うのもいいな、
なんて思って記念受験した(実際に偏差値も高かったが)
この国際関係学部には合格して文学部には落ちてしまうんだから人生って分かんない。
でもこの学部に来たことによって、
僕の人生は確実に変わり、
今のように世界に関心を持つことはあまり無かったんじゃないだろうか。
浪人してでも文学部に入らなかったことは多少後悔することも有るが、
たぶんそれ以上の視野の広がりってものは手に入れたかもしれない。

と言うことで、僕は帰ってきた。
飛行機が釜山を出発したのは午前11時。
国際線2時間前集合とすると9時には空港へ行かなければならない。
最後の日は、有って無いようなもんだ。
朝食はユッケジャンを食べた。
辛い。本当に辛いけど美味い。
しばらくこんなうまい料理も食べられないのは辛いなあ。
今度はいつ帰ってこられるんだろう?


旅行とか、いろんなことがそうなんだけれども、
その思い出が楽しければ楽しいほど、
別れるのが辛い。
今度はまたいつ会えるか分からないから、余計と辛い。
ここは釜山で、福岡から船で2時間で行けるところで、
行こうと思えば毎週だって行くことは可能だけど、
だけど、その距離はものすごく遠い。
亮祐はまた明日の授業でみんなに会えるけれども、
僕は・・・


関空からのMKタクシーの中で、
今すぐにでもこの旅の中で出会った人達にまた会いたいと思った。
ジョンさんもソンさんもイさんもパクさんもハンギョン先生も、
出会った全ての人たちに。
ちょうどその時に僕のiPodからは「Title of mine」が流れてきて、
僕は涙が流れてきそうなのを必死でこらえながら、
僕も人に触れていたいと、思った。
本当に。

最近、こうやって僕は、
旅に出ては、
いろんな出会いを繰り返しているなって思う。
海外に出てまで、人の温かさに触れられる僕は、
本当に、幸せです。
韓国では、別れるときに「じゃあまたね」って言わないらしい。
二度と会わないだろう人には特に。
僕は日本人だから、「じゃあまたね」って言う。
「もう一度必ず会いたい」って思ってる限り、そう言う。
仮にもう二度と会えなくっても。
でも僕はもう一度必ず年内には釜山に行こうと思った。
みんなにまた会いたいから。


TITLE FROM BUMP OF CHICKEN 「Title of mine」

名前変更しました。
ええ加減gungnirも流行ってきたしちょっと恥ずかしいかもと。
peakcheってのはねえ、「百済」のことです。
皆さん百済って覚えてる?








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