支店長の日記(戯言) DiaryINDEX|past|will
「俺は物に例えると麦だよ」と住宅分譲会社の某社長。「ハウスメーカーの営業マン時代は鼻っ柱の強い社員だったが、自信過剰もあって退職後、独立したとたん“どん底”を味わった」と笑って語られた。某社長は当時、自分の実力で販売したのでは無く会社の“ブランド”で売れてたことを知ったと言われる。独立後は毎日“門前払い”当然、銀行へ行くも独立したとたんに融資断られるわで鼻っ柱をへし折られた。やっとの思いで、初めて請け負った仕事は“雨漏りの修理”らしい。その間、社長は夜運送屋で働きながらその給料の大半を銀行に“信用”を得るため毎月定期預金をして何とか融資をこぎ着け現在に至っている。「俺は、あの時から家の柱じゃないが4つの柱(モットー)を貫いてやってるよ。」その言葉には、若い頃世間に踏まれ、そして強い麦に成長した「真の自信」と感じた。
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