支店長の日記(戯言)
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支店内の営業社員でど〜も暗くなっている子が気になったので声を掛けた。「どうかしたの?」と問いかけても冴えない返事で私の顔を見ない。 率直に「後ろめたいことでもあるのか?」と笑って問いただすと「仕事がうまいこと行きません」とポツリと洩らす。それから二人でちょっと雑談を交わす。結論から言うと先輩や上司に相談したいのだが、変な先入観が先走り 「そんなことも知らないのか?」と言われるのを恐れているようだ。我が支店内がそういう雰囲気になっていることに気づかなかった私は情けない。「聞くのは一寸の恥、聞かぬは一生の恥」どころではない。彼にとっては、ストレスかもしれない、またお客さんのところでもこんな状態だったら・・・ 早く手をうたなくてはいけない。なんでもそうだが、“ためてよいのは預貯金”くらいで、その他は“溜めちゃいかん”
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