K☆I Diary
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2012年02月04日(土) 人生の中で師と仰げる人…

自分の人生で師と仰げる人に何人出逢うだろう…

 そうだな自分は…篠笛の師匠と 手話の先生と…語りの…先生

その語りの先生からmailが来た
昨年足の骨痛めて手術で入院 その後治りが悪くヅーと入院…年賀状も出したが…音沙汰なく…台本も出来たし具合聞きたいと思っていた矢先のmail…

所が…内容は…
《癌が見つかり転移手術有効な治療なく…
お稽古してあげたかったのに…あしからず…》

スッごく強気の絵文字ありのmail

「ヤダよ!!…治りますよ!絶対!まだまだ教えてもらう事あり 中途半端はやだ!…絶対!大丈夫!」

 親が癌宣告されても涙も出なかったのに
涙が止まらない…

スッごい言いたい放題の先生で でもムッチャ怒られるけど ムッチャ褒めてもくれて…むっちゃお茶目で 
自分がわからなくて芝居に頭打ちしてた時に出逢った…先生

《椿紅…》を語りから芝居にしようと台本創りなおした時に 紹介してもらった…台本見せて…「おもしろそうやな やってみよか アクセントだけのチェックでいいよね 嫌になったら即!やめるから」から入って西宮のアパートでの特訓となった
「ふーん上手いな…カッコもええな しかし飽きられんで今のままやったら」
「劇団に居たとしても自力でよくここまで来たな感心する しかし もっと早くにいい先生についていたらホントのいい役者になったのにな」
「アクの強い個性 とことん好かれるか 嫌われるか 崖っぷち歩いてるな」
「潰して一般向きに好まれるように変わるなら…その個性はなくなるしな…難しい子だな」
「おっとアカンあかん 演技指導はせえへんで アクセントだけの約束だから 
…と言いいながら2時間のはずの授業が3時間4時間と延びて行った
ISHIDの描き方じゃバリバリ大阪だが 実際江戸っ子神田生まれの先生
ずばずば言い方キツイが でもその言われ方が自分には心地よかった
 先生の言葉は全て自分に当てはまった…人生論も人を教えることによっての経験も…
Ishidaも厳しい環境で鍛えられてきたから 変に優しく言われるより
いい方向に導くため より一層自分磨きの為なら厳しく鍛えられる方が好きだ

 電話でのアクセントの指導もして下さった
「根性あるな…アクセントはアカンけど」

《椿紅…》痛い足や身体でも来て下さった
「椿乃のが好きだな 私は あの声がいい 上手い…嫌な女はいい味出してる…刹那はあんたのお得意とするとこるだろ…ま アクセントを言うならば…あれだけひどかったのに良くここまでになったと褒めてあげよう…言いたいこと気になる事は色々あるけど まずは一生懸命さと いい仲間に支えられてるとそこが一番感心した これからも頑張り」

 どうであれ 精一杯演じた舞台だった…それも先生のお陰だ
本当にこれで良いのかとおぼつかない自分を導いてくれた光です
尊敬できる師匠デス!!

 だから アカン!! これから新作もある!! 学びたいし怒られたい!
しごかれたい!!

  考えられんです!だいたい煙草吸い過ぎ!!不摂生!

 なんしか 念送る!!

Ishidaとの出会いはその人の人生の中のほんの一瞬 生長する歩みの一つに過ぎないと感じる

 いつしか忘れられるだろう…でもそんな中でも出逢えてよかったと思ってもらえた想い出して貰えプラスになれているならヨシ!としよう…なんて 考えていた時のmail…絶句!

   絶対に治るさ!! よし!台本送る…そんでもって こいつマジ教えたい!教えないと駄目な奴だね と思わせよう!!
なんて…内容が…やっぱり神様は…こんな想いを今この時期に自分あたえたんだな  
  絶対!大丈夫! 絶対!だ!い!じょうぶ!  
       

  


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