つれづれのーと...mizuki

 

 

I’m INDY - 2006年04月22日(土)

金曜とはうってかわって快晴に恵まれましたツインリンクもてぎ。

やっぱりブルーインパルスはかっこいい!

…て、そこかよ。


予定通りにグリーンが振られ、時速300キロのレースがスタート。
フロント・ロウのエリオ・カストロネベス【ペンスキー】が速かった。
周回を重ねても、他車がなかなか後ろにつけない状態でぶっちぎります。
これは何かトラブルでもない限り、抜けないかと思いました。
まさかその通りになるとは思いもよらず。
27周目、エド・カーペンター【ヴィジョン】とトーマス・エンゲ【チーバー】が
接触、イエローに。
42週目のリスタート時にスコット・シャープ【フェルナンデス】が単独スピン、
後続についていたP.J・チェッソン【ヘメルガン】とジェフ・シモンズが避けら
れず(あの距離では無理でしょう…)接触、ジェフのマシンがシャープの左後輪に
乗り上げ、車体が横になった状態で1回転、そのままフロントノーズがフェンスに
接触、水平1回転ののち、スピンして停止。
2人とも自分でマシンを降り、怪我などは大丈夫そうでした。

52週目のリスタート後はカストロネベスの独壇場。
ルーティンのピット作業等で上位の入れ替えはあったものの、トップの座を明け渡
しません。
序盤、ダン・ウェルドンやスコット・シャープ【チップガナッシ】勢、トニー・カ
ナーン【AGR】らが追い越そうとがんばりますが、抜かせませんでした。
むしろ5位以下争いのほうが激しかったような気がしました。
ダニカ【レイホール】と松浦孝亮【スーパーアグリ】とか。

このままカストロネベスで決まるのか?と思い始めた159週目、フェリペ・ジァ
フォーネ【A.Jフォイト】がターン4で単独クラッシュし、イエロー。
ルーティンのピットがあらかた済んだ後のイエローですが、各車燃料補給に入ります。
167周目、リスタート。残り32周。
カストロネベスとウェルドンのトップ争い、開幕戦のセント・ピータースバークの
ような接戦を期待していましたが、カストロネベスの速さにウェルドンですらつい
ていけませんでした。
周を重ねる事にカストロネベスとウェルドンの差が開いていく。
ウェルドンの速さを過去に見てた分、意外というか、カストロネベスはこんなに速
かったんだ…としみじみ思いました。

2位以下に大差をつけ、カストロネベスがフィニッシュ。
ゆっくりとコースを回り…次に期待するのはアレです。
ホームストレートのINDYロゴの脇にマシンを止め、車を降りてフェンスへ走りました。
そして、するするとフェンスへよじ登り、左腕を上げてガッツポーズ。
やっとスパイダーマンがもてぎにやってきましたよ。


松浦孝亮は6位スタート、7位フィニッシュ。
前日のファイナルプラクティスでかなり好調だったので期待してたんですけど…。
残念。
それでも今シーズンはマシンが良い出来らしいので、今後に期待します。
去年よりもっと上に行けるはず。

昨年のもてぎで素晴らしいドライビングを見せたダニカは8位。
レイホール勢、あまりパッとしませんでしたね。
それでも最後尾から5位まであがってきたバディ・ライスは素晴らしい。


そんなこんなで年に1度のお楽しみは終了。
昨年のような波瀾万丈レースにならなかった分、ほっとしつつも、ちょっと物足り
ない気がしなくもない(笑)

よし、次はSUPER-GTだっ!

まだ先だけど…。


...




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