対面販売 - 2005年02月05日(土) 昨日、某スーパーで起きた傷害殺人事件について、某所で刃物の対面販売を始める べきという意見を見た。 スーパー内で販売されていた刃物を使い、犯行におよんだことで、そういう意見に なったんでしょうね。 なんて言うのかなぁ。 日本人、とうとうここまで来たのかって感じで。 日常的に使う物だけど、実は凶器になる物っていくらでもある。 カッターナイフ、ハサミ、農作業・園芸用鎌類、スコップ。 台所用品なら包丁はもちろん、バーベキュー用の金属製の串とか。 アウトドア用品やDIY用品。 工具類。 車でも可。 もう、何でもかんでも危害加えられそうな物ばかりだねっ。 これまで対面販売つーと、医薬品やカウンセリング化粧品がその代名詞だったけど ありとあらゆるものを対面販売、許可制販売にしないと駄目な時代なんだろうか。 「すいませーん、包丁欲しいんですけど」 「何にお使いですか?」 「あ、料理です」 「はい。では、どのようなものをお探しで?」 「ステンレスの三得包丁で良いです、一番安いの」 なんてやりとりが日常化したら、ウケますな。 でも、対面販売にしたって、意味ないじゃんね。 いくらでも嘘つけるし。 挙動不審の人間には売るなって条件つける? 許可制販売にしたって同じだよねぇ。 包丁使用許可証とか発行してさ、それないと買えないの。 日本中の主婦や料理人さんさぁー困った(苦笑) 結局、使う側のモラル云々つーのが、反論の定番として上がるわけですが、そこま で日本人は信じられないところまで来てるのかぁ、と。 なんか情けないです、日本人。 いい年こいた大人に「人をケガさせちゃいけません」「人を殺してはいけません」 て教えなくちゃいけないの? 最近、多いと思うのね。 理由がない傷害や殺人って。 被害者に確たる原因がない。 「むしゃくしゃしてた」とか「気に入らなかった」なんて、アホかと。 黙って大人しく寝てろって言いたくなるよ(苦笑) 怨恨とかがあればいいってわけじゃないよ?もちろん。 たまたまその場に居合わせただけで、巻き込まれるって事件が多いということ。 だってさ、生後10ヶ月あまりの子供のどこに、殺されなくちゃいけない理由がある? ほんとに、どうしたんだろう、日本人の心って。 2005.02.09追記 先日、某大手スーパーに出掛けたら、早速包丁やケーキナイフの陳列場所がレジ 脇に移動してました。 常にレジに人がいることで、大なり小なり抑止力が働くでしょうね。 対面にして隠してしまえば、もっと減るんでしょうけど・・・。 ...
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