アイスホッケー日本リーグ 日光アイスバックス2−4日本製紙クレインズ(日光 今季最終戦) - 2004年02月29日(日) アイスバックス 1P 07:33 G:32伊勢泰 A:3瀬口剛嗣 G:9三輪ロバート駒生 2P 18:06 G:14小野豊 A:18井原朗 16土田 英二 日本製紙クレインズ 1P 06:56 G:18伊藤雅俊 A:22小林 弘明 2P 13:48 G:23大澤秀之 A:21酒井隆行 3P 08:49 G:24飯塚洋生 A:27石黒史郎 21酒井隆行 3P 19:17 G:20ダーシミタニ A:47樺山義一 シュート数 バックス 9-13-6 計28本 クレインズ 12-10-14 計36本 本日のGK バックス #1橋本三千雄 クレインズ #30二瓶次郎 最終戦ともあって、気合いの入ってるはずのバックス。 徐々に調子を上げ、果敢にクレインズゴールを攻め立てるが、クレインズ#30の壁 を破れず。 1点を先制された直後、#32が粘ってゴール前まで持ち込み、同点に追いつく。 同点のまま、1Pを終了。 2P、バックス#19とクレインズ#33が乱闘。 バックス#8、クレインズ#32がダブルマイナー、バックス#19とクレインズ#33 がミスコンダクトで退場。 12:19 メンバーオーバーを取られ、キルプレーに。 1Pのキルプレーはゴール前を守り切ったものの、このキルプレーは耐えきれずに 失点。 このまま1点ビハインドのまま2P終了かと思われた時、クレインズ#23のフッキ ングでパワープレーの好機を得る。 クレインズのディフェンスは厚かったが、#14が押し込んで再び同点に。 3P、ゲームは膠着状態に。クレインズが押し、バックスがなんとかこらえる展開に。 開始後のキルプレーも持ちこたえ、なんとか逆転を狙いたかったところ。 リバウンドの処理を誤り、再び1点ビハインド。 追いつき、3Pを終えたいバックスはGK#1をベンチに上げ、6人攻撃を仕掛ける。 ゴール前の大混戦、浮いたパックをたたき込み、ゴールランプが点灯。 選手、観客席は大興奮。 しかし、ハイスティックの判定でノーゴール。 歓声は溜息へ変わった。 引き続き6人攻撃を仕掛けるバックスの奮闘も虚しく、エンプティを決められ、ゲ ームセット。 バックスに勝利の女神は微笑まなかった。 昨年10月から開幕したアイスホッケー日本リーグ。 韓国チーム ハルラ・ウィニアを加えたアジアリーグを挟んだ、5ヶ月間のシーズ ンは今日、コクドの前・後期優勝という形で閉幕となりました。 我らがバックスは、後期一勝も出来ずに勝ち点0という成績に終わりました。 それでも最終戦の今日は、霧降アイスアリーナが2000人以上の観客の熱い声援 に包まれました。 1点ビハインドを追う第3ピリオド、同点打となるはずのショットはハイスティッ クの判定でノーゴール。 赤ランプが灯った瞬間、アリーナが嘘偽りではなく揺れました。 初めてバックスを見に来た知人も、あの瞬間は立ち上がり、大喜びしていました。 なのに、ノーゴール。 終わってしまったことをいつまでも言い続けるのは醜いかもしれません。 でも、言いたい。 あのショットが何の問題もなく決まっていれば、今日は白星が手に入ったと思っています。 日本リーグはオフシーズンとなりますが、これから日本代表の強化に入ることにな っているはず。 2月中にレギュラーリーグを終える日程に組まれたのはそのためと聞いています。 世界の壁はまだ高く、昨シーズンの世界選手権で、男子日本代表は1勝もしていま せん。主にコクドを中心として選出されると予想されますが、1試合でも勝てるよ う、がんばって欲しいと思います。 そのためのコクドでしょ?(毒) バックスにオフシーズンはありません。 選手の契約期間はまだ終わっていませんし、来季に向けてやらなくてはいけないこ とはたくさんあるはずです。 今季最終戦の今日は、ボランティアの活動も最終日でした。 「来シーズンも霧降アイスアリーナで皆様とお会い出来ることを楽しみにしております」 お帰りになるお客様に、私はそうご挨拶しました。 弱いのがウリなんでしょ?と言われたりすることもあるけど、やっぱりバックスが 一番です。 来シーズンも霧降でバックスの応援ができるよう。 バックスがきっかけで知り合えた、たくさんの人達と霧降でまた再会できるよう。 そう願わずにはいられません。 ...
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