全日本選手権・3 他 - 2004年02月12日(木) 駒大苫小牧高校3−5法政大学 サーパス穴吹4−7明治大学 札幌イーガービーバーズ6−5東洋大学 釧路厚生社5−0吉田産業 今日もビーバーズ苦戦? ビーバーズGK#97が怪我したという未確認情報が・・・。 ビーバーズ準々決勝進出。明日はいよいよバックスと対戦。 #97じゃないと、厳しいと思うんだけど・・・。 さて。 昨夜、突然の訃報。 同じチームの方が亡くなりました。 私が入部したのが8月末、その方は仕事がとても忙しく、12月からはあまり練習に 出てこれなくなり、実際に一緒にプレーしたのは3ヶ月ほどでした。 でも、とても面倒見がよい方で、パス練習の時にレシーブするブレードの角度や向 き等、細かく解りやすく教えてくれた方です。 10月からGKになったけれど、なかなかGKのための練習というのは出来ません。 その当時の私は横への対応が精一杯で、前後の移動というものが全く解らない状態 でした。たまたまプレーヤーのパス練習の間、私に前後のポジショニングを教えて くれたのもその人でした。 GKが正しく正対し、さらに前に出るとスコアリングアングル(GKとゴールの隙 間)が狭くなります。教本ではスコアリングアングルを「パックから見たゴールの 隙間」と表現されていますが、私はそれが上手くイメージできなかったのです。 シューターとしてゴールを見る機会が少なかったので、パックから見た目線など到 底イメージ出来るはずなかったのです。 その日初めてシューターの目線、パックの目線で見ることができ、前に出ることの 意味を知りました。安易な表現かもしれませんが、本当に目から鱗が落ちるようで した。 ほんの10分くらいの時間でしたが、私にとって数少ない非常に有意義な時間でした。 次のシュート練習に移る前に「パックが飛んでくるのを怖がっていないのはすご い。素質あるよ、慣れたらきっと早く上達すると思う、がんばれ」と言ってくださ いました。 12月の公式戦で胸部にパックの直撃を受け、「いてぇ〜」と言いながら、最後まで 出場され、帰りにファミレスで夕御飯を食べたのがその方に会った最後になってし まいました。 亡くなられたのが2月9日か10日。 その数日前、チームの掲示板に「帰るのは桜の咲く頃」と書き込みがあったので、 下野杯は無理なのか、残念だなぁ〜と思った矢先のことでした。 あれから比べれば少しは上手くなったと思います。 桜の時期が過ぎても、シーズンはまだ残ってます。 「上手くなった」と言って欲しかった。 「早く上達すると思う、がんばれ」その言葉を信じて、一生懸命練習してきたのに。 早すぎるよ。 たった3ヶ月しか一緒にプレーできなかった。 私の弱い所を的確に狙ってくるシュート、いつか完璧に止めてやろうと思ってたのに。 もっと教えて欲しいこと、たくさんあったんです。 みんな、帰ってくるの待ってたのに。 県大会でAチームがプレーオフ行けなかったの、残念でした。 次の大会は絶対優勝するって言ってましたよ。 もちろんBチームも優勝目指してがんばります。 大会ではメットに背番号を、ジャージに黒リボン付けることになりました。 これからもずっと一緒です。 一緒に戦っていきます。 見てて下さい。みんな教えてもらったこと忘れてないはずです。 全部勝つつもりでがんばるから。 シュート1本も逃さないようにがんばるから。 見ててください。 ...
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