つれづれのーと...mizuki

 

 

アイスホッケー日本リーグ 日光アイスバックス3−4王子製紙(日光) - 2004年02月01日(日)

日光アイスバックス
1P 05:29 G:14小野豊 A:15三田亮太
3P 04:01 G:82吉田健泰 A:15三田亮太
3P 18:57 G:74藤澤 悌史 A:41榛澤淳 19有澤寛司

王子製紙
1P 00:58 G:21川平誠 A:44アーロンキャラー 24桜井邦彦
1P 03:27 G:10東 克 A:22グレッグパークス 33バートヘンダーソン
2P 09:05 G:33バートヘンダーソン A:22グレッグパークス 24桜井邦彦
2P 10:37 G: 7百目木政人 A: 3杉澤明人 28磯島明人

シュート数
バックス 10- 5- 8 計23本
王子製紙  8-15- 7 計30本

本日のGK
バックス #1橋本三千雄
王子製紙 #70芋生ダスティ

無念。
この一言に尽きるか。
1ピリ開始後58秒に先制を許す。
その後3分27秒、2失点目。
やっぱり日曜はダメかと諦めかけてしまったところに、#15が放ったシュートの
リバウンドを#14が押し込む。
やはりゴール前混戦に持ち込まないとゴールは無理と言うことか。
1点ビハインドに追い上げ、バックスの反撃を期待したいところだったが、その後
の流れも終始王子に掴まれる。
2ピリ9分5秒、3失点目。
直後の10分37秒4失点目。
一度はキャッチンググローブに入ったと思ったパックは#1の後に弾き飛んだ。痛
恨のミス。悔しがってゴールバーをスティックで叩く#1。
これでゲームは決まったと思った。

だが、しかし。
3ピリに入って今度こそバックスの猛反撃が始まる。
3ピリに入って動きが変わった。
4分1秒、やはり王子ゴール前の混戦で、クレインズよりレンタル移籍中の#82
が叩き、日本リーグ&移籍後初ゴールを決める。#82、DFなんだけど・・・まぁ
いいか。
スコアは2−4。まだ15分残ってる。
調子の上がるバックスは一気にゲームの流れを引き寄せた。
パックを奪われてもすかさず奪い返し、王子ゴールを目指す。
土曜のゲームとは逆に、王子にブルーラインを越させない。
それまで押していたはずの王子が押さえ込まれる形となり、徐々に焦りが見えてく
る。パックをキープしてももっていけず、苦し紛れにアイシングを出す場面も数回見られた。
気が付けば王子応援団の太鼓の音も聞こえなくなり、バックスの応援メガホンの音
と声援だけが響くように。
17分1秒、王子製紙の反則。これが最後のチャンス。
#1をベンチに上げ、一か八かの6人攻撃。王子はキルプレーなので4人。
6人攻撃中、ルーズパックを王子ディフェンシブゾーン深くから打ち出されたパッ
クはゴールクリーズの外を通過。この時ばかりは(いるのなら)神様に感謝。
タイムアウト後もバックスは6人攻撃。見間違えでなければFW5人、DF1人。
速いパスワークと隙あらばゴール前に走り込んでくるバックス陣に王子製紙は振り
回される。
アリーナ内に「ゴール」コールとメガホンの音が響く。ゴールを奪うなら本当に今
が最後のチャンス。
王子#70が崩れた所を#74が決める。アリーナ内は大歓声。
3−4。残り1分。
まだ6人攻撃。
なんとしてもゴールを奪いに行く、という気迫が見える。
ゴール脇で混戦、試合時間残り2秒で時計が止まる。
最後は#1をゴールに戻し、ブルーライン外から再開。
フェイスオフ直後、ブルーライン外からシュートを放とうと、#34がバックスイ
ングしたところで無情にも試合終了。

出来ることなら3ピリのプレーを1ピリから(笑)
2ピリまでは土曜日と、もう少し遡れば木曜日のコクド戦と同じゲーム展開だった。
3ピリで息を吹き返したように動きの良くなったバックス。
このまま釧路に繋げてくれれば良いのだけど。
土曜日の3ピリは、バックスディフェンシブゾーンの氷面が大荒れだったのに、今
日は王子製紙ディフェンシブゾーン(バックスから見ればアタッキングゾーン)の
氷面が大荒れ。あんなすごい勢いでパックをブルーライン外に叩き出す王子、あま
り見たことない。
さすがにあのバックスの変わり様には驚いたかな。4人対6人だったこともあるん
だろうけど。余裕で勝てる相手じゃないってイメージは先シーズンから変わってな
いかな?出来ればそうあって欲しい気もする。

フジ月9のドラマが始まってから、後期リーグの観客動員数が飛躍的に伸びてます
(プライド効果と言う)。
後期リーグこれまでの試合会場は神戸、名古屋、東京、日光。
日光だけ、伸びが悪い。やはり立地の問題なんだろうな。
あのドラマを見てアイスホッケーに興味を持ってくれたであろう人は、日光=アイ
スホッケーじゃなくて、日光=観光地、なんだろう。
日帰りできない距離ではないけれど、やっぱりちょっと大変だし。
それでも今日はなんとか1400人超え。来てくれたお客様に感謝。
実際、今日は初めて来たって人がいつもより多い気がした。
日曜はいつも会場ボランティアをしているのだけど「トイレはどこですか?」の問
い合わせがいつもより多かった。帰りの足(バス)に関する問い合わせも数件。
いつもの霧降ではあまり聞かれない問い合わせ連発(笑)。
観戦中、後の席に座ったお兄さんたち、とても盛り上がってくれていたんだけど、
口から出てくる用語がどっちかってとアイスホッケーじゃなくてサッカー。ルール
もよく解ってなかったようだけど(アイシングでゲームが止まることを知らなかっ
た)、楽しそうで良かった。
試合終了後、入口で「応援ありがとうございました」と帰るお客様に挨拶をする。
負けた上に試合内容が悪いとお客様の反応も冷ややかなことが多いのだけど、今日
はたくさんのお客様からも挨拶を返していただいた。
中には「いつもご苦労様」と言ってくださるお客様もいて。
ちょっと、嬉しかった。
バックスは負けてしまったけど、今日初めて観戦した人がまた来てくれると良いのにね。

バックスは2月3、4日の釧路から、11〜15日の全日本選手権を挟み、今月末ま
でやや過密スケジュール。
#1、#33、#97等々故障を抱えてプレーする選手が何人かいる。
それ以外にも疲労が溜まってくると思う。
無理しないで、と言うのは簡単だけれど、本当に怪我をしないで月末の霧降に帰っ
てきて欲しい。
もう今季の霧降は月末の28、29日のみ。ついこの間日本リーグがスタートしたと
思ったのに。
最後はみんな揃って最終戦を迎えられるように祈ります・・・。


...




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