JIHLオール☆スターゲーム2004 - 2004年01月25日(日) 去年のオールスターゲームは苫小牧で開催。 さすがに見に行くわけにも行かないので、スカイAで見た。 その時の感想は・・・なんだかつまんない。 まぁ、生で見るのとテレビで見るのとじゃ違うし、お祭りだからね。 こんなもんかって思ってた。 今年も同じなんだろうな、なんて思ったら。 すっごいおもしろいじゃん。 そりゃ真面目にホッケーのゲームと考えたらつまんないんだけど、単に見て楽しむ ことだけに主眼を置いたらすごいおもしろかった。 うちに帰ってから地元TVでの録画中継を見たけど、やっぱりおもしろかった。 確かにいつものゲームみたいに迫力には欠けるけど、去年感じただらだら感がなか った。ボディチェックもそんな激しくないし。 その代わり、選手がみんなにこにこしながらプレーしてて、時折明らかにわざと小 競り合いしてみたり、(リーグでは)同じチームの選手相手だと手加減してるのが わかったり。 リーグ中は敵同士でも、ホッケー界ってエリアが限られてる(狭いとも言う?)か ら、みんな同級生だったり先輩後輩だったりする。なんだ仲良いんだって感じた。 何が一番違うって。 DFとFW、位置が違うんだよね。 両チームともDFの人ががっちりゴール脇に陣取って、何故かFWがブルーライン にいたり。もうみんなゴール決める気満々。 バックス#34がなぜかCFでフェイスオフしたり。 コクド#33が途中から真顔でプレーしてるし。MVP賞品のビールを狙ってたみ たいで、5ゴールの大活躍。去年から感じてたけど、上手いよね、やっぱり。 コクド#33がオールスター出場と聞いてから「なんだ今年は乱闘も見せてくれる のか?」なんて話してたけど、今日はいたって大人しいプレー。やればできるんじ ゃん。 その代わり、コクドGK#31がやってくれました。ゴール前で混戦。むくっと起 きあがった#31がゆっくりと殴りかかって・・・というか、じゃれあい?(笑) 笑ってるんだもん、顔。 で、GKのみなさん。ご苦労様でしたね。 結果書いちゃうとレッドアンタレス11−13ブルーオリオン。 日本リーグでだってこんなスコアみたことない。 とにかくゴールラッシュでしたわ。その分GK大忙し。 決められると「まーしょうがねーや」って感じでにこにこしてるか、時々苦笑い。 途中からコクド#31の顔から笑顔が消えました。マジでしたね。 去年もあったなぁと思ったのが。 アイシング、ないんだよね。時々オフサイドもなかった。 元々アイスなりオフサイド自体少なかったんだけどね。 「あー、アイシングか・・・」笛鳴らない。 すぐ後に反対側にどう考えてもアイシングなのに、笛鳴らない。その代わりにライ ンズマンの「セーフ」のコールとジェスチャー。 その時会場のファンから一斉に笑い声が。 ラインズマンはちょっとにやけ気味に知らんぷりな顔。 選手は「なんで取らないんだよ〜」という顔でパックにダッシュしてたり。 ここじゃ書ききれないくらい笑えるポイントがあったんだけど。 私的にオールスターMVPは王子GK#70。 試合終了間際にレッドアンタレスがコクド#31を上げて6人攻撃。 ブルーオリオンも解ってるんだろうね、真面目に攻めていこうとはしない。 いったんブルーオリオン側がセンターを越えた辺りで、レッドアンタレスがパック を奪い返し、再びアタックゾーンへ・・・と思ったらニュートラルゾーンに赤いモノ が。 ブルーオリオンの王子#GK70がセンターラインを越えてる! すっごい勢いで突っ込んできてるし。レッドアンタレスの空のゴールを狙いに来た 模様。 さすがにこれはレフェリーも反則のジェスチャーせざるを得ないでしょう。 そして、3P20:00ぎりぎり、レッドアンタレスのコクド#33が5点目、エンプ ティゴールを決めて、試合終了。 いや、今日のNo1は王子#70だよ。初めて見たよ、GKのセンターライン越 え。良いモノ見た(笑) あっと言う間のオールスターでした。もっと見たかったよ〜。 おもしろかった、ホント。 オールスター前に#19や#9が言っていたけど、本当にお祭り。 誰も彼もにこにこしてて、楽しんでるって感じで霧降がいっぱいだった。 改めてアイスホッケーっておもしろいと再確認した2日間でした。 オールスターが終わると日本リーグ後期が始まる。 依然として苦しい状況が続くバックスだけど、日本テレビのスポーツ番組内でかな り大々的に取り上げられたりして、かなりメディア露出の機会が増えて来た気がす る。名門・古河電工の後継で、日本で初のプロホッケーチームってだけでも話題性 は高いだろうし、おまけに選手兼社長なんて、これも日本初のプレーヤーがいる。 フジテレビ「プライド」を追い風に、バックスがもっと良い状況に進めればいいと 思う。 アイスホッケー、おもしろいよ? ...
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