宇佐美彰朗の雑記帳

2003年05月17日(土) 1978年に書いた色紙に再会して、思うこと。

 先日、新潟市に出張した機会に、ある会合に合流し、北村さんという方に再会しました。北村さんは私が1978年に書いたという色紙を持参されたのでした。若いときに書いたつたない色紙を目の当たりにして、気恥ずかしいけれどまた懐かしいひと時を過ごしたのです。
 
 サインをしたり色紙を書いたりする行為は、当人にとっては何気ないことであっても、後々までも残るものであり、思いがけなくも大きな影響を与えることもある、そんなことを考えました。当然、書くという行為だけでなく、言葉もまた同様になんらかの影響を与えるかもしれないということを前提に、対応しなければならないと、肝に銘じた次第でした。
 
その会合があった会場は、1964年の新潟地震で石油タンクが炎上した場所に程近いところにある高層ホテルでした。地震の時は何日も黒い煙を上げていた地域には、いまや日本海側では一番高い建物として知られる30階の高層ホテルが建設されているのです。

 不況に見舞われた地方都市も、必死で努力を重ね、不況のトンネルから抜け出そうと頑張っています。それは新潟に限らず、全国あらゆる地域に及んでいて、みんな本心で生きていることが、ひしひしと感じられるのです。

 宇佐美もこうした皆様からエネルギーをいただきながら、頑張っていこうと考えています。NSVAなど、今後もライフワークへ向けてしっかり歩み続けるつもりです。皆様のご協力を、お願いいたします。


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