DAY
私の日々の下らない日常。
最近はマンガばなし。


*web拍手*

2002年11月16日(土) 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』先行ロードショー

行って来ました。午後三時ニ十五分開始の字幕スーパー版。
当然ですがネタバレの嵐です。嫌な方は今すぐリターン。


まず、みんなでっかくなったなあ〜と思いました。外見だったらダニエル君(格好良くなってた)とエマちゃん(綺麗になってた)、あとマルフォイ役の子(すっごい背伸びてた…)。それに、ルパート君の第一声を聞いてびっくり。声変わりしたんですね、誰かと思っちゃいました(笑)

一作目に比べるとみんな演技も上手くなってました。ダニエル君は役の方が彼に寄って行ってる感じなので演技力というのか…ハマリ役ってああいうことなんでしょうね。やっぱり子役じゃあルパート君かマルフォイ役の子。ただルパート君がやるとロンが原作に増して情け無く…。蜘蛛のシーンとか、「ちょっとしっかりしろよオマエ!」と内心突っ込んでしまいました。例の『穢れた血でナメクジ吐き事件』のところもイマイチ見所がない。
「なんてことを!」もないし誰も飛びかからない。しかもハーマイオニーが『穢れた血』の意味を知っていました。ここ大違いですよね…ロンはひたすらナメクジ吐いてた(滅)。でもハグリッドに慰められ、目を潤ませたまま微笑むエマちゃんはめちゃくちゃ可愛かったですv
乱闘といえば、アーサーとマルフォイ父は本屋で掴み合いの喧嘩はしませんでした。残念。モリー母さんに怒ってもらいたかったのに。

リドルは評判悪かったですけど、上手でしたよ?適役だったと思います。スクリーンで見ればちゃんと美形。個人的趣味では、髪はストレートの方が良かったですけど(本当に個人的だな!)

全体的にハリハーロンハー風味でしたね!(嬉々)ロンハーっぽいのが特に多かった。
石化しちゃったハーマイオニーの手をハリーが握るシーンが二回程あるんですが(『We need you...』って言いながら!)、一緒に観に行った妹は『ドキドキしちゃったよ』と息巻いてました。私はドキドキはしませんでしたが、単純に嬉しかったです。私の中でハリーとハーマイオニーは男と女、っていうよりも男女の双子…っていうイメージなんです。いくら石化しちゃっているとしても、ハリーは他の女の子の手を握るなんて出来ないと思う(実際ジニーの手には触れるだけだったような)。セクシャルな部分のない信頼関係っていいなあ、って思います。そういう意味で彼らは本当に友達ですよね。そういう感じのハリ(+)ハーサイトがあったら誰か教えてください。

で。で、結局これが言いたくて日記書いてるんですけども!
前に予告編を観た時に私が言及した「GrateHallでハグ」シーン。やっぱりハーマイオニーが石化から戻った時だったんですけど、彼女は走って行って中に居たハリーに抱きつきます、それでそのまま隣りにいたロンに抱き付こうとして、出来ないんですね!!
ロンの方もオロオロしてて、二人は結局堅い表情のままがっちりと握手。
全校生徒の目の前で「この人を意識してます」って告白してるようなものです。
私観ててヤバかったです。余りの萌え所で!このシーンを観るためだけに公開最初の水曜日のチケットをまた購入してしまいました。
四巻でお互い意識しあってるのがハッキリと露見した二人ですが、ロンハー要素が出て来たのは三巻だと私は思っているので、複雑ではあります。でもここで「ハグ出来ない」っていうのが三巻のハグシーンに繋がるんですよね。

一作目よりはテンポ良かったと思います。でもやっぱり、原作を読んでないと楽しめないでしょう。まあ、「映像化されたハリー・ポッターを観に行く人」しかいないんだからいいのか。

これから観に行く人へ。エンドクレジットの後にオマケがあるので、席を立ったらダメです(笑)


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黒沢マキ [MAIL] [HOMEPAGE]