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2003年09月24日(水) 出会い系日記・・・カイト君の場合1

カイト君(仮名)と知り合ったのは、
冬でした。
なんとなーく暇で、暇つぶしで出会い系に投稿して、
たまたまなんとなく返事を返した中の一人。
彼は、私より1つ年下で、
172/65、童顔で優しい人、
そういう風なプロフだった気がします。

カイト君は、出会い系にメールするのがはじめてだと言いました。
『ほんとに〜?』
なんて疑ったけど、ほんとだと思います。
カイト君には彼女がいました。
私は基本的には彼女もちとはメールしません。
なぜなら、メル友以上を求めていないと思いつつも、
心の中で彼氏候補を探していたから。
彼女もちなんて、その時点でアウトって感じでした。
カイト君はこう言います。
『確かに彼女もいて、けっこう長く付き合ってて順調で、
 仕事もしてて下っ端だけどそこそこうまくいってて、
 友達もいて、毎日それなりに過ごしてる。
 普通と呼べる生活だけど、つまらない。
 刺激がほしい』
だから、出会い系をしてみようと思ったんだと。

その時の私は、雅人(→)への思いをもてあまして、ぶつけても返ってこない苛立ちを感じていて。
いやだけど、それでもやっぱり好きで、
そういうもやもやした毎日を過ごしているときでした。
だから、別に彼女がいようと関係なかった。
楽しくメールできればいいやって思いました。
実際、カイト君は初めてのメル友の私をいたく気に入ってくれて、
たくさんメールしました。
最初は、お互いのことを話して、そのあとは他愛もないこと。
カイト君は、毎朝、
『おはよ!今日はすっごい寒いね。がんばって仕事いってきます!』
とか絶対メールをくれていました。
すっごいマメな人でした。

彼女の話もしました。
彼とは田舎が一緒で、というか一緒に田舎から出てきたんだと。
何度も別れてそのたびによりをもどして、
その間にもいろいろ他の女とつきあったりとかあったけど、
結局はその今の彼女といるんだと。
最近彼女があやしいんだとも言いました。
彼女は月に何回か夜勤があるけど、それが先月は月の半分くらい夜勤だった。
ありえない、あやしいって。
私は、こんな見ず知らずの女とメールしてる自分はあやしくないの?って思ったけど、ほっときました。

そんなある日、
いきなりこんなメールが届きました。
『俺、寂しくて死にそうになる』
『彼女といても友達といても、一人だって感じる』
『心臓がきゅーって痛くなる』
『つらい』
って。
それまで能天気で楽しい会話しかしてなかったのに、
突然そんなシリアスなメール。
びっくりしました。
マジで答えるべきか?って考えて(冗談だよ、とか言われたらむかつくし)、どうもマジっぽいから、本気でなぐさめることにしました。
『大丈夫だよ、そういうときもあるよ』
『楽しい事考えなよ』
ありきたりの陳腐なセリフしかでてこなかったけど、
彼は満足したみたいでした。
というか、その時の反応がよかったみたいで、
それ以来、
『不思議だけど、俺は綾香さんにならすべてを見せられる』
って言うようになって。

『綾香さんに会いたい』
って言い出すまでそう時間はかかりませんでした。


続く。


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久々に出会い系日記です。
予告どおり、カイト君の場合。
この人はちょっと特殊なんですけど(笑)

今日すんごくすんごく彼氏に会いたくなって、
そしたら勝手に足が彼氏んちの方に向かってました。
彼氏に会って、
ぎゅーって抱きしめてもらったら落ち着いた。
ぎゅーって抱きしめてもらいたかったんだって思った。
セックスするより幸せだったなぁ。


↑エンピツ投票ボタンです。


最近あまえんぼモード全開(笑)


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