> −ないしょ話−
ナ イ シ ョ バ ナ シ
INDEXpastwill


2003年08月05日(火) 田舎の夏

実家に帰ってきて、数日。

早くもだれていて、送った勉強道具に手もつけられない毎日。


今日は久しぶりに雨が降ったから

気温が下がって濡れるのも気持ちよかったり。


洋間から見える庭では、青々とした植物がいっせいに手を広げて

雨を受け止めたり、はじいたりして遊んでいる。

隣では甥が赤い靴を履いた女の子のように

ゲームに夢中になり、離れられないようだ。


私はくたくたの青いワンピースを着てボーっとしている。

周りを取り巻く老人の気配に、今日も息が詰まる思い。

家までがどっしりとした重厚感をかもし出して、私を威圧する。




家に帰ってきたけれど、どうもしっくりこなかった。

懐かしいともあまり思わなかった。


この前、祖母の病室から海を見た。

潮風の甘い匂いとカラフルなビーチパラソルが眩しかった。

それぐらいしか懐かしいものは無かった。




私が帰る場所は、いまはどこなんだろう?








やっぱり夏は嫌い。

浮ついた空気に廃退的な気分になるし。

暑さで何もする気が起きない。




自動車学校に行っても

友達と遊んでも

暴走できて楽しいのに

ちっとも気分が晴れない。

なんでかなぁ。









凪 |MAILHomePage

My追加