私が口説かれてる間、あなたはとても忙しかった。
そんなの、わかりきった事。それでも電話をかけずにはいられなくて
リダイヤルボタンを押して、あなたを待つ。

・・・・・やっぱり、出ない。

わかりきった事だけど、こういう時こそあなたの声が聞きたかったな。
それからはもう、頭の中もぐちゃぐちゃで、口説いてきた彼にも

『頭が痛い・・・』

といって、バイバイ。その後も、まだ何か言われたけど、全部ジョークで
かえして、逃げるように自分のベットにもぐりこんだ。
これって卑怯な事？でも、私みたいな小娘はこんな時どうして良いか、
わかんないんだよ・・・。あなたの声が聞きたいよ・・・・・・

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