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diary of teo sylvania

2002年11月30日(土)

霧、霞

気温がすこし低いのに、快晴が続くバンクーバー。

こんな時、霧が発生しやすい。
地上の温度がさがり、ちょっと上空の温度があがり、通常と逆となる。
そんなとき、その温度が変わる境目に霧や霞が発生する。

ダウンタウンと本土の間の入り江には、昼になるといつも霞みかかっている。

グランビル橋、バラード橋をわたるときは、White Out(霧とか雪とかで真っ白で見なくなること)していることが多い。

前が見えなくなり困ることが多いのだが、ときどき、すごくいい物を生み出してくれることもある。

特に日が暮れる4時頃。夕日に真っ赤に照らされたダウンタウンのビル群。
しかし、バラード橋を渡ってその光景を見ると、霞でぼやけたとき夕日に照らされたびるのサイド、幻想的に浮かび上がり、すごく綺麗である。

この瞬間を見ると、まだまだこの街も捨てたもんじゃない、美しいところがいっぱいあると感じてしまう。

日本の大都市と比べると、退屈で、のんびりした街ではあるが、
世界で一番美しい街の一つと言われるだけあって、人を感動させる要素を持っている。


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hisa(nabe)

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