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diary of teo sylvania

2002年10月23日(水)

輪と赤い竜

空は、爽快に蒼く雲一つもない天気。この時期では珍しい。
(バンクーバーは、秋から春にかけて雨ばかりの天気となる)

しかし、めちゃくちゃ寒い。風も冷たい。
さらに、昼頃まで、霞の様な霧のような物が、街の中をただよっていた。
夕方になると、さらに霧が街の上部を覆い、空の青さは確認できるのだが、びるのてっぴんはかすんで見えないという感じになった。

すこし、妙な天気。

ま、どっちにしろ今日は、ずっと映画館の中にいたから。そとの天気はほとんど関係ないのだが。

北米で制作、シアトルが舞台の「The Ring」。
「羊たちの沈黙」の前の話となる「Red Dragon」。
2本立て続けで、映画館2館はしごしてみた。

両方とも、ものすごく気分が滅入る暗いお話し。
両方とも、リメイクなので、一回見たことがある人もいると思う。
「The Ring」の怖さとかは、俺が感じるには、日本のやつとほぼ一緒です。ストーリーも、基本的には一緒。(どこが違うのかは、実際に映画館で確かめてね)。「Red Dragon」も、むかーし、一回映画化された物を「羊たちの沈黙」「ハンニバル」のアンソニー ホスキンス=レクター博士シリーズにのって再映画化。
ストーリーは、前回映画化のとまったく一緒。しかしながら、シリアルマーダーをプロファイルしていくところは、十分見応えがあると思う。

人が少ない映画館で、大画面で「The Ring」の恐怖を感じた後、「Red Dragon」で、さらにシリアルマーダー(連続殺人)の残忍性を体感する。もうすでにストーリーは知っているのだが、十分、頭の中を重たくさせてしまう。

そして、外は、霧がかかった妙に寒い青い空の天気。

まるで、貞子の井戸(日本版リングより)に、シリアルマーダーの人質(「羊たちの沈黙」より)にされた気分。

そのまんま。

とりあえず、見てみたら。


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hisa(nabe)

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