西方見聞録...マルコ

 

 

子の親としていく最後のねずみーらんど見聞録 - 2015年03月30日(月)

さて、春休み。この3月小学校を卒業しちゃって小人料金じゃなくなっちゃうおKさんの子ども時代の終わりをことほぎ、娘二人とともにディズニーランドに行ってきちゃいましたよ。1号さんの小学校卒業以来なんで、5年ぶりでした。

すでにUSJを行くのもお友達とで、映画に行くにもお姉ちゃんとで、親のアテンドを必要しなくなったおKちゃんではありますが、まあディズニーは遠いので、おKちゃんに久しぶりに必要とされ、ここはいそいそと出馬ですよ。

それにしても待たされる。正しい労働者としての忍耐を鍛えられてるのか。そして、『楽しみ』を消費者として与えられる受け身のレジャーであることよ、と数々批判しながら参加してましたが、「いろいろ言う割には結構行ってるじゃないの」とお友達に指摘されてしまいました。まあそうです、いろいろ御託並べてる割にはよく、遠方より参上し、忍耐を鍛え、受け身の喜び消費者でありますよ。

で、今回、8時の開園と同時に入園し、娘二人がスプラッシュマウンテインで3時間半行列に参加しちゃったんで、私はその間に頼まれたファストパス(予約券みたいなもの)を取りに走ったのち、3時間マルっと暇でした。

3時間おひとりディズニー、しみじみとよかったです。

ミッキーのフィルハーコンサート、とかマークトゥエイン号乗ったりとか



マイナー系で早朝の時間帯待たずにアクセスできるゆっくり系のアトラクションに女一人で参加します。

誰かの接待のためではない、自分による、自分の喜びのためのディズニーランド。そんなの本当に学生の時以来でした。あ〜そういえば学生時代友達と行って、日々のレポートや論文や研究プレッシャーから解き放たれてとても楽しかったんだなあ、その原体験があって、このネズミの国に足しげく子ども連れてきちゃってるんだなあといろいろと得心するひとりディズニーの時間でした。

きっともう子の親としてくることはないんだなあ、もし次回があるとしたら、自分のための自分ディズニーしに、同世代の友と来ようと思いました。まあそのときは荷物の底にひっそりワインでも忍ばせてこようかな、と思ったことでございます。


あ〜でも、荷物にワインを忍ばせるなら、新宿御苑でも哲学堂公園でもいいかな。わざわざ混んでてお金のかかる夢のクニに行かなきゃ、ほどけないようながんじがらめの艫綱はすでに私にはなく、どこでもお酒と友がいれば楽しめるようになっちゃったんだなあ。いろいろな意味でディズニーの時代は終わりを告げたのであります。








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