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花火 - 2010年07月24日(土) 町の商工会議所主催の夏祭りに行った。 町の子ども(幼児児童中高生)とその保護者が参加者のマジョリティで町立図書館のあるホールとそのすぐ隣の中学校の校庭がメイン会場である。 中学生はなんかプチ同窓会状態で、大変盛り上がっていた。小学校卒業からわずか4ヶ月で元小学生達はなんかこう色づくというか、違う人生のステージに駒を進めているのが見て取れた。 娘1号さん@中1も同じ会場にいたけど、小学校卒業とともに別の中学校に進学した友らとの再会事業に忙しいらしく、親の私とは基本的に目をあわさず。わたしはまだ私の手元にとどまってるおKさんやその友、エムちゃん父子と一緒に夜店を冷やかし、来るべき花火に備えた。 商工会の夏祭りのメインイベントは日が落ちたあとの花火で、その花火で締めくくられて夏の祭りは終わる。1号さんが友達と花火の終わりまでいる予定だというので、どうしようかな〜と思いながら、結局最後まで私たちも祭りの場にとどまった。 花火はいつも家の2階から見ていたのだが、今年初めて会場から見た。 花火大会の大玉花火をあんな至近距離で見たのは初めてだったと思うのだが、すごい低空で花火が開くんだな、と思った。 いつも遠くから見ているので割りと上空で炸裂していると思っていたのだが、現場で見ると私に向かってくる、といったらいいかかなりの臨場感で花火ってのは炸裂しているのがわかった。おKさんがその状況を「3D」と評していたが、うんまあそんな感じ。 花火は華やかなのがよく、そしてどんなに華やかでも終わってしまうという部分が良い。 花火のあとの終わってしまった余韻が、夏の終わりとか、青春の終わりとかいろんな感傷を呼び起こす仕掛けになっていることに気づいたのは年齢がいってからだ。中学生の1号さんにはたぶんもう花火が上がらない空の余韻を楽しむ感じはわからないだろうな。若いということはもちろんまぶしいことではあるが、歳を取るということも楽しみが増えるということでもあるな、と花火に思った。 ところで思ったよりたくさんの花火が上がってとても楽しかったので町の商店街でたくさん買い物をして、商工会には来年の夏祭りもがんばってほしいものである。 ...
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