西方見聞録...マルコ

 

 

旅の途中2-途中下車 - 2010年03月24日(水)



 さて、昨秋に所属していた大学院を修了してしまい、研究室がなくなっちゃったので、研究室の本棚にあった行く当てのない本の山を自宅の物置に入れた。 

 勉強部屋を一緒につかってるおKさんは日々じわじわと増えていく母の本に少し圧迫感を感じているのか、自分も広告を丸めて積み上げて、「家」を作って、圧迫感には圧迫感で対抗して、大変圧迫的な私たちの勉強部屋になってしまった。

 この圧迫的な私とおKちゃんの暮らしを何とかすべく、たくさんの応募書類を書いてあっちこっちの大学に送った。結構高嶺の花な大学にも、足元のかわいらしい花のような大学にも応募した。

 連戦連敗した。

 不採用通知なんてもう不感症よ、と強がってみても、やはりへこんだ。

 このまま私はどこにもいけないでおKちゃんと圧迫合戦を繰り返すのか、でもまあ、ここもいい場所だから、ここにいようか、と思い始めていたころ、日程的にも今年度最後の記念受験っぽく応募した大学から採用通知をもらった。

 その日は朝から面接受けにその大学に行って、昼から子ども会の遠足の引率があったので、とんぼ返りしてスーツのまま子ども会の遠足に参加してボーリング場でフィーバーしてたら、面接官だった先生からお電話もらったんだった。ボーリングのピンの倒れる音にかき消されそうになる上品な先生の「採用」と言うお言葉に、ガッツポーズをしたけれど、それはタイミング的にR君の見事なストライクを寿いで突き上げたこぶしのように思われたであろう。

 そういうわけで4月からマルコ実に7年半ぶりにフルタイム勤務決定。フルタイム筋肉ってどういう感じだったか忘れてしまった。筋トレせねば。
駄菓子菓子、任期つきの特任ポジションなので、任期の終わりには今より激しく就職活動を展開せねばならない。次は大学だけじゃなくてNGOとかも受けてみようと思う。私と家族のフルタイム筋肉鍛えて。




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