労働する消費者として - 2009年03月05日(木) 注)これは某所に書いたの投稿の再録です。もう読んだことのある人はごめんね。ホントは朝日新聞の声の欄に投書しようと思って書いたんですわ(うそ、でもちょっと本気) 年末にデジタルカメラを買いました。どこの会社のが良いかなと選んだとき、わたしごときの腕ならどの会社でもあまり変わらなく写真欲求が満たされることがわかりました。で、何処の会社にしようか、と考えて当時、大分で大規模派遣切りをしていたキャノンをまずは除外しました。 しかしそのあと選んだカメラの会社も年が明けたら労働者を切る計画だったことがわかり、がっかりしました。 格差社会是正のために、消費者として、意識的に「労働力を物のように扱う会社の製品を買わない」、というのはどうでしょう。 そのためにはどの会社がどういう雇用対策をしているかという情報が欲しいです。 フェアトレードでコーヒー生産者の生活を守って製造されたコーヒーを選ぶように、労働者を守っている会社の商品を購入したい。消費者であると同時に私も一人の不安定労働に従事する労働者なのだから、と考えています。 労働者と消費者が結び合うことで見えてくるものはないでしょうか。 マスコミには詳細に派遣切りや雇用対策が不十分な会社名を挙げるようにお願いしたい。消費者はその会社名をしっかり認識して意識的にそこの会社の製品は買わず、雇用対策がしっかりしている企業の製品を選ぶ。 そうした消費行動が一般化すれば、企業に雇用対策が利益増大につながるのだという認識が備わると思うのですが。 ...
|
|