西方見聞録...マルコ

 

 

母は自慢する - 2008年10月11日(土)

 さて実生活ではおKさんカクラン状態から脱したがちょっと過去日記。
 まだおKさん病中だったこの日、私どもは医者いって、処方箋もらって町の薬局に行った。私の前に妙齢の素敵なおば様(60代)がお一人待っておられた。まもなくおば様が呼ばれて薬の説明を受ける。んで説明が一通り終わったあと、おばさまはおもむろに薬剤師のお姉さん(50代)におっしゃる。

「あんな、わたし明日テレビに出るの」

薬剤師さんはあんまり興味なさそうに
「へええ、そうなんですか」でもお義理で「なんでまた?」ときく。

「子どもが波瀾万丈っていう番組に出て母親にも取材がきたの」

「お子さん、有名な方なんですか?」

「有名かな〜?はるな愛っていうんよ。しってる?」

おおおお!はるな愛!それなら民放視聴禁止(でもあめでおさんのいない夜は見放題)の我が家の娘達も大ファンだ!

薬剤師さん(2名いずれも50代?)事務のお姉さん(多分30代)も一気に興奮して
「え!はるな愛?息子さん、、いえ娘さんが?はるな愛って斑鳩の子だったんですか?」
と部屋の温度が3度ほど上昇する。

「違うの大阪の平野にいたんだけど、私だけ引っ越してきたの」

もうみんな大興奮で話を聞いてる。熱が上がってて苦しい息の下のおKさんまで「あのおばちゃんはるな愛のママなの?」と微妙に興奮している。

で一くさりはるな愛の話をしたあと、おばさんは帰っていった。で、その次薬がもらえる番になってカウンターに呼ばれる。

「ごめんなさいね。苦しい子がいるのに私たち興奮しちゃって」と謝られるので
「いえ、わたしもすごい興奮しちゃいました。すごいですよね。はるな愛のおかあさんがご町内にいたなんて」
と感激気味に興奮を分け合う。

薬剤師さんと感激を分け合いながら、なんかさ、いろんな人生のありようを人々が是認し、最大多数の道でなくても後ろ指さしたり陰口たたく時代じゃなくなったんだな、としみじみした。お母さんもうれしくってたまらない感じで、ちゃんと娘になった息子の活躍を自慢してていい感じだった。

まあ、はるな愛と一般のGIDの人の状況は違うのかもしれないけど、でもなんかうれしくって翌日のはるな愛の番組は録画しちゃって家族で見た。斑鳩の風景は写らなかったけど、結構楽しく見れた。今後は斑鳩縁者として応援するぞ、はるな愛。


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