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動いてる、、液晶絵画 - 2008年06月05日(木) はい、行ってきました。うわさの液晶展。 動いてました。一番最初の部屋で池に飛び込む男(プールの反映)の作品から「あっちの世界」に持っていかれる感じがしました。 うわさの参加型絵画<Yo Lo Vi>ドミニク・レイマンはなんだかちょうどその展示室に私しかいなかったので、三角帽子かぶらされてる人と1対1で対峙する感じになっちゃって「え、そんなつもりは、、」とか思わずつぶやいてしまいました。 同じ参加型でも鷹野隆大の「電動ぱらぱら」のどんどん服を脱いでいく人を見ているとちょうど自分の顔が服を脱いで裸体をさらす人の顔の部分に来ちゃう作品のほうが作者の「てめえら安全なところから見てんじゃネエ!」って気分を受け取りました。そうだよね。作家さんは有象無象に「わからん」とか「底が浅い」とか好き勝手批評されながら人間性さらして魂までストリップさせられて世界と対峙してるってのに、鑑賞側は何もさらさず、安全に高いところから「うーむ、この色使いはどうこう」とか薀蓄たれちゃうわけですから作家さんの「てめえも裸になってみろ!」という挑発はとても心に響きましたわ。 いちばん、心に残ったのはなんだろ?中国の寒村の映像の作品とか、かな。とにかく静かに心に残る面白さでございました。朝一番に入館して、さっくり鑑賞してそのあと心斎橋まで戻って高座を勤めたんですが、すごくすっきりと気分転換のできる朝の時間の使い方でした。 ...
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