西方見聞録...マルコ

 

 

名古屋見聞録 - 2005年10月23日(日)

で、名古屋見聞録。

1)名古屋は栄えていた。

22日夕方、とにかく東への新幹線に揺られ、名古屋に到着した。JR駅構内を地下鉄の乗り換え口のほうに歩く。連絡通路上にAERAでも取り上げられた名古屋の購買力を見せつけるような悠々としたレイアウトの髙島屋がどか~んと仁王立ちしている。土曜の夜なのでそれはそれはたくさんの老若男女が集っていてみんななんだか活気に満ちているような感じがした。

南米系と思われるグループもいた。なんだかおしゃれな集団で、名古屋の躍進を支える人々って風に目に映った。トヨタ関連企業でとてもいい条件で仕事があり、南米系の出稼ぎ労働者は愛知に集合中と日本の移民研究をしている人の本には紹介されている。まあそういう事前情報もあるのでそう見えるのかな。

なかに南米系のグループの人々が手話で会話していたり、「多文化な背景を持つ人々」の多様なありようを見る思い。面白いぞ>名古屋。


2)エスカレーターの歩く側と立ち止る側が故郷のそれとおんなじだった。

そんでちょこっと髙島屋の吹き抜け部分でためしにエスカレーターに乗ってみた。エスカレーターに乗る時、右側にたって、左側を歩く人の為に空けておく、とかその逆だったりとか東西で作法が違う。関西から関東へ移住した人や関東から関西へ移住した人はエスカレーターに乗る瞬間、『異郷に来たのだ』と実感する人も多いと思う。そんで名古屋のエスカレーターは関東と同じであった。確か岐阜だか滋賀だかのあたりの駅に分水嶺があると、TVでやってたのを見た記憶がある。


3)マルチカルチャリズムが進行していた

さてやっとホテルのある「栄」を目指して、地下鉄へ。地下鉄名古屋駅のホームはすべてのポスターが猿の図柄のポスターで「なんで?」と疑問符を飛ばしながらポスターを読んでみると「中京放送制作『サルヂエ』が全国ネットゴールデンタイムに進出!」ということを寿いでいた。「ほほ~それはおめでとうございます。」と猿の図柄のポスターを見ていると1枚1枚にクイズが書いてある。結構面白いので1つ1つのポスターのクイズを解いているうちに電車が来たので、乗る。

地下鉄に乗ってしばらくして「この電車は00行きの電車です。OOにおいでのかたはOOでお乗換えを」と言うような基本的アナウンスがはいった。その後そのアナウンスは英語、中国語、スペイン語(ポルトガル語?)などあとは何語か聞き取れない言葉でも自動アナウンスがされた。おお~万博効果か?

なんか景気のよさと多文化化の幸せな関係を見る思いであった。


4)OLさん達の会話がリッチだった。

「栄」駅で降りる。テレビ塔の脇にあるビジネスホテルまで歩く。午後7時を回っていたのだが、後で食事に出なければならないので美味しげなお店はないか、きょろきょろしながら歩く。信号待ちの時、隣のOL風婦女子の会話を聞く。なんか買い物の話をしているらしい。「わたしら結局、リッチじゃない?お給料も上がったし、ボーナスも増えたし」「あ~税金一杯取られたって感じだったね。去年は」そ、そうなんですか。やっぱりトヨタ関連ですか?お勤めは。日本経済の牽引力として是非がんばりつづけてほしい物です。


5)欧風厨房「ムギ」
 ビジネスホテルにチェックインして、パソコンをつけてパワーポイントを動かしながら1~2回読み上げ原稿を読んで見る。30分ほどかけて不必要なスライドを削除したり、文字説明のスライドを作っておいた図表スライドに差し替えたり、最後までじたばた。午後8時過ぎに、まあいいかってかんじのスライドの完成度になったので、ホテルを出て前もって調べておいたキンコーズの栄店にいく。そこでUSBメモリの中のパワーポイントのスライドを並べた形の配布資料をプリントアウトし、50部印刷。
 9時過ぎやっと準備が完了したのでキンコーズを出て食事に。栄でなんか食べるべ。とフラフラ歩く。その店名に引かれてここに入ってみた。

「洋食厨房 ムギ」
(紹介HPでは漢字ですが、現場ではカタカナでした。)
某HPの主催者様を一瞬思い出し、「呼び捨てはいけません」とか思ったが、主催者様より某HPでであった何人かの具体的に顔のわかる人々のことを思い「ココで食べたらエンパワメントされるかも」と言う、入試の朝にとんかつを食べて験を担ぎたい受験生のような気分でその店に入る。

閉店間近の時間だったが、とっても美味しい料理を出してもらえて、かなり具体的にエンパワメントされた。

 そんで次の日は朝一で瀬戸のほうに移動しちゃったし、記憶も飛ぶくらい緊張してたのでこの短い見聞が私の今回の名古屋体験でござる。

 面白かったまた行きたい~。


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