西方見聞録...マルコ

 

 

秋だから運動会のち奈良散策 - 2005年10月01日(土)

 今度は保育園の運動会でした。
 おKさんは先週小学校の運動会を長時間観戦したからか、2歳児クラス所属の乳児としては『運動会の何たるか』をよく把握しているようで、かけっこも他の子が何をしますのやらと立ち尽くす中、ひとりだけスタンディングスタートのポーズを決め、ぶっちぎりで1等賞でした。

 リレー式の障害物競走(マルコと組んで2人で走った。マルコはなぜか猿の扮装をさせられた)でも他の子がお母さんに引っ張られて走っていくのに比べておKさんはマルコのパートナーとしてしっかり働いてチームの勝利に貢献した。

 4月生まれの年の功かと思ったけれど、同じようにもうひとり、周りがわかっている子がいた。7月生まれのFちゃんだ。

 FちゃんとおKさんは今から2年半前、0歳児クラスの4月の入園式をたった2人で迎えた。他の子達は0歳児クラスの後半もしくは1歳児クラスのころに入園してきたのだ。よって2人はいわいる現在のクラスのオリジナルメンバーなんである。ながく元老院としてクラスを牛耳ってきた2人の貫禄の演技に「保育園にながくいると社会性が磨かれるなあ〜」とワタクシに都合よく現実を解釈してひとりほくそえむマルコであった。




 でも、1号さんは保育園時代の友人と同窓会状態で全然親のところに寄り付かないし、おKさんも今年から保護者と別れ園児席に着席した。そんなわけで親の私たちは子どものお世話から完全フリーな久方ぶりの保育園運動会であった。

 さて乳児組の出演はあっという間に終わっちゃったので、11時ころ、運動会から離脱して、家族で奈良市の1号さんの喘息主治医の元へ向かった。月に1度の定期検診を受けにいったんである。

 健診のあと、適当のお昼ご飯を食べ、興福寺に行くとなんだか物々しい垂れ幕が。なんか能楽会が夜に催されるようだ。






 その後県庁側に移動し、県知事公邸前なんかを通過し、
 


吉城園という日本庭園に到達する。





 ここには池の庭



 苔の庭、茶室




 東屋、なんかがあってお散歩するには大変よろしい空間であった。1号さんの『秋見つけ』の宿題なんかもここでさくさく完了。「ツバキの実」を採集してたよう。



 そんで、吉城園をでて、入江泰吉さんの家の前なんかを通過し、東大寺方面へと移動。



 
そんでいつもの彼の見慣れたショット。




 最後にいつもの彼女の前のめりな姿勢で、本日の奈良散歩は締めくくられた。1号さんはやっぱ大仏の鼻くぐりは「うちは、ちょっとそういうのは苦手や」そうな。


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