西方見聞録...マルコ

 

 

扶養を離れる - 2005年09月23日(金)

 忘れも致しません。稲田堤からこちらに引っ越して、雇用保険の支給も終わった2003年3月7日私は夫の軍門に下り、子らとともに夫の扶養家族という身分に落ち着いたのでございます。(こういうときWEB日記があると細かい日付まで記録されていて便利です)

 さて何の変哲も無い夕方その電話はなりました。

 現在マルコが非常勤講師を務めている、拙宅より123キロほど離れた遠いところにある私大からでございます。専任の先生が退官するにあたり、彼の担当の複数の講義をやってくれる人を探している。マルコ先生と似た分野だと思うが、非常勤のままコマ数を増やすということで引き受けてはもらえないか。という打診電話でした。

 瞬間、喉元まで

「コマ数増やすなら、ポジション(正規)をくれ!」

 と安達祐美ちゃんの名台詞がこみ上げてまいりましたが、ここは大人になって退官する先生の講義を私が引き取ることにさせていただきました。

 ご存知、非常勤はOOにあらずなポジションですのでメール一本で切られることもありますし、今後が約束された訳ではありません。しかし、とりあえず、夫の扶養家族というポジションは終了しました。

 扶養家族というポジションはやってみていろいろと学ぶべきこともありました。3号被保険者の単純ではない社会への後ろめたさというのも非常に意義ある経験だったと思います。 

 まあとにかく4月から元気に国民年金と国民健康保険を払って、自分の保険証を持ち歩きたいと思います。


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