西方見聞録...マルコ

 

 

法隆寺攻略作戦 - 2004年10月03日(日)


 このところ2週連続で土曜日に小学校と保育園の運動会がございまして、いろいろと疲労いたしましたので、本日は昼過ぎまで家族全員で布団の上でごろごろしておりました。娘2人はそれなりに飽きるし、おなかもすくので、まあどっこらしょと、適当な時間に起きてご飯を食べたり、プリキュアをみたりするのですが基本的に布団にねっころがって過ごしました。娘2人もあそんでよ〜と布団にやってくるとあり地獄のような父親の抱擁によって布団の中に引きずりこまれてそれはそれで楽しそうにきゃーきゃー騒いでおりました。

 マルコは父と娘のあり地獄を横目に見つつ、篠田節子の神鳥(イピス)なんか読んじゃって一人で怖気(おぞけ)をふるったりしていました。

 昼食後こんな怠惰なことではいかんと、まあお出かけしました。マルコとあめでおさんは法隆寺に行きたかったんですが1号さんは「法隆寺はもういや」ともうします。どうしたら1号さんを法隆寺に誘導出来るかと思案しながら

「1号ちゃん火曜の遠足のおやつ(200円分)を買いにいこ〜」
とまずは外出。買い物をさっくり済ませた後、
「1号ちゃん、法隆寺の裏のポケットパークでかくれんぼした後、笹の葉をとって笹舟つくろうよ〜」
と誘います。かくれんぼが3度の飯より好きな1号はあっさりOK。そしてかくれんぼ後、笹舟を作り、
「1号ちゃん、笹舟を法隆寺のお池に浮かべようよ〜」
ということでやっと法隆寺境内にたどり着きました。




これは法隆寺のお池に笹舟を浮かべる1号さんの図。





そんで、1号さんが「峰薬師に登ろう」というので法隆寺境内内の小高い丘の上にある峰薬師へ。丁度4時になったところで寺男さんが鐘をついていました。4回鳴らすんですが1回ごとにお祈りしながら鐘をならしていらっさリました。正岡子規もその句に詠んだ美しい鐘の音ですが、コレだけ至近距離で聞くと鼓膜が陰々と響きます。




峰薬師から降りてきたところにある聖徳太子二歳像。おKさんそっくりです。おとなりのお地蔵さんは最近出来ました。





まあここまで来たので、有料エリアの中門内まで行って法隆寺カルトクイズでもしよう。と1号さんを誘うとあっさりついてきて、今日も法隆寺をフルコース拝観しちゃったのでした。

秋は法隆寺ハイシーズンなんですが、5時に閉門なので4時以降に行くと人が少なくって夕焼けもきれいでいい感じです。

そんなわけで、運動会後の疲労を法隆寺で癒すことができました。そして法隆寺に今日もまんまと連れてこられてしまう1号さんなのでした。


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