愛と幻想のあめでおさん - 2004年09月08日(水) この日は大阪の中心街、北浜というところで某畑・働く母ランチオフがございました。ちょっと仕事が阻害されてる日々が続いたので「どうかな〜」と思ってたのですが前夜徹夜してやるべき仕事をちょっこり進めたのと、ちょうど心斎橋あたりに仕事があったので出かけることにしました。1時間ほどの会合でしたが当HP掲示板の重鎮ダイヤさんやら女弁護士のHさんやら大阪の畑会員元老Yさんやらまあ会いたい人に会えた楽しいオフ会でございました。 そのオフ会で「遠距離恋愛でお互い良いことばっか見ていたカップルが結婚してお互いの真の姿に幻滅して破綻した」と言う大変リアルなお話を聞いたのですが、あ〜それはあるある!と思わずうなづくマルコでございました。 ご存知マルコとあめでおさんは、札幌―ケニアの遠距離恋愛を2年、その後東京―札幌の遠距離恋愛&遠距離結婚を3年。合計5年のいわいる遠距離さんをいたしました関係で、遠距離中のことなら私に聞いて状態なのですわ。 そんで「会えない時間が愛を育てる」なんて美しいことをおっしゃる方も居られますが、まあ相手に対して幻想と妄想を育てるのが「会えない時間」なのは確かです。 とくにケニアでの2年間は上司であるグシイ族の族長の息子とけんかして呪いをかけられたりいろいろつらいことがあると回りのケニア人が日本語がわからんことをいいことに「あ〜あ、あめでおさんにあいたいな〜」と職場で結構大きな声でつぶやいたりして毎日を過ごしておりました。 そんで帰国してさらに遠距離時代を無事に乗り越えめでたく同居がかなって、あめでおさんといっしょにテレビ見たりしながら、職場であったいやなことをひょいっと脳裏をよぎったりすると「あ〜あ、あめでおさんにあいたい。」とあめでおさん本人を前につぶやいちゃったりしたことがあります。つぶやかれた本人は「はい?」と律儀に返事してくれたりするんですが、多分私が口癖のように呼んでるあめでおさんはこの目の前のあめでおさんとは異なる存在なんではなかろうかと思います。マルコの妄想と幻想が育て上げた物分りが良くって、つらいときはヨシヨシしてくれて、ついでに現実よりちょっこり背が高い愛と幻想のあめでおさんなんだと思います。 幸せの青い鳥はもしかしたら人間なんかが到達できないものすごいところにいるのかもしれないけど、手近なところの青い鳥で手を打ったチルチルとミチルのように、このあめでおさんとあのあめでおさんの違いなんて厳密に問うことなく、愛と幻想のあめでおさんを程よく現実と混同させながら今日も生きていくのだと思います。 ...
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