西方見聞録...マルコ

 

 

多分、記念碑的な日々②文通 - 2004年06月23日(水)

 基本的に夜はマルコが病院に泊まりこみ、超不機嫌のkさんと向き合い、あめでおさんが家で1号さん対策にあたった。

 朝からマルコは病院でおkさんの各種検査・治療のフルコースの番人をする。17時ころ勤めを早引けしたあめでおさんが交代にいらっしゃるのでマルコはバスに乗って帰宅し1号さんを学童保育室に迎えに行く。そこから約2時間、1号さんと夕食を食べ、宿題の音読を聞いてやり、一緒にお風呂に入って、少しばかりの家事をする。20時前、病棟の消灯時間前に病院に到着するべく1号さんとバスに乗って病院にもどる。病院で再びあめでおさんと交代し、あめでおさんは1号さんと家に戻り1号さんを寝かしつける。翌朝あめでおさんは1号さんを学校へ送り出し、自らも出勤する。

 マルコが非常勤講師稼業に勤しむ日は、あめでおさんは休暇をとって午前中から病院詰を交代してくれる。

 そんなわけであめでおさんは朝に、マルコは夕方にそれぞれ2時間ずつ家事労働に勤しむ時間をもった。

 朝あめでおさんが干した洗濯物を夕方マルコが取り込んで片付ける。朝あめでおさんが作ってくれた味噌汁を夕食にマルコと1号さんがかき込み、明日の朝のために炊飯器をセットする。

 短い通信文を取り交わすような細切れの家事作業が積み重ねられ、かろうじて家の秩序は維持される。

 家にもどるとちょっとだけ手が加えられた家事作業の痕に今そこにいない人の気配と家事にこめられた伝言を受け取る。

「元気ですか?娘1号の学校の準備はしてあります。」
「お疲れ様です。ご飯をちゃんと食べてください。」
「洗濯物を干しました。明日着ていく服は大丈夫ですか?」


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