西方見聞録...マルコ

 

 

シャリシャリ舎利講 - 2004年01月03日(土)

 
 何故、今年私どもは一月一日に奈良に帰還したのでございましょうか。

 答えは1月1日から3日まで法隆寺にて営まれる舎利講に出る為だあー(マニアの本懐)!

 舎利講とは何でございましょう。その昔、厩皇子(聖徳太子)は手をグウに握って生まれていらっさいました。2歳の誕生日に南無仏と唱えて西の方向を拝まれた聖徳太子様が手を開くとそこには仏舎利が握られておりました。そのありがたい舎利を正月3が日のみ、一般拝観者に見せてくださるのが舎利講です。夢殿の脇にある舎利殿にて法要は営まれます。

 しかし1日帰宅と同時におKさん発熱。いきなり39℃越えです。でもだからといって帰省のスケヂュールにも影響した舎利講をあきらめるわけには参りません。

 そこで2日はあめでおさんと1号さんが舎利を拝みに法隆寺にGO!おKさんとマルコはその間に休日診療所にこれまたGO!

 3日はあめでおさんと2児がおうちでまったりと過ごし、マルコが舎利を拝みに法隆寺にGO!
 、、、、そんなにまでして見たかったのか、仏舎利。
ええ、ええ見たかったんです。見たかったんですうううう。




まずこれが舎利講が執り行われる舎利殿です。いつもはあいてません。
3日は20人くらいの人が殿内にて舎利を拝んでました。ラッキーな観光客が何やってんのか知らずに入ってきちゃって「えええ?しゃりってしゃり?」とか意味不明な感嘆の声とかあげてました。




さすがに法要中は写真が取れませんので終わって参拝者、坊さんが出てきたところを激写。




 めがねの若者が舎利を持って中央でお経を唱える役をやりました。なんか化粧してたみたいな眉でした。八重の絹に包まれた水晶のような細長い瓶に舎利は安置され、それを彼が胸に抱いて1つ1つ布を解いて舎利を皆に見せ、その後も1枚1枚かぶせ大事に舎利をしまってました。

 今年も法隆寺年中行事を追うシリーズやります。


...



 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home