インドネシアVSバングラディッシュ - 2003年10月21日(火) わたしの研究室には割といろんな国の人がいる。あんまりみんな雑談とかしない雰囲気なんだけど時々休憩のタイミングが合うと普段聞けないネパール嫁姑事情とか日本の保育園で言葉が通じないとどう困っちゃうかとか、アルゼンチン大家族物語とか聞ける。 10月からの新学期に新しいダンディーなバングラディッシュ人の留学生がわが研究室にやってきた。英語も日本語も堪能で緒尾左香大学で修士をとったそうで他大学の留学生事情なんかもわかっておもしろい。 さて彼は、もとからいるインドネシアからの才媛な彼女のとなりの椅子に座った。ところが本日、インドネシアの彼女はバングラディッシュの彼のとなりが辛抱たまらんので私と彼が席替えしてほしい、と涙のメールを送っていらした。どうしたのかと思ったら彼の「におい」に我慢できないというのだ。 私としてはどこの席でもかまわないし、インドネシアの彼女とは研究も似ておりお話する機会が増えればうれしいので、喜んでインドネシアの彼女の隣の席に移動することとなった。 ちなみにインドネシアの彼女が耐えられないといったバングラディッシュの彼のにおいは私にはぜんぜん感知できなかった。保育園母仲間で時々ランチを一緒に食べるネパール人留学生によると「文化摩擦ってのは当事者間でしか分からない」ものなのだそうだ。なるほど。 ...
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