西方見聞録...マルコ

 

 

文学的人見知りについて - 2002年09月30日(月)

 引越しの荷物に囲まれながら、娘1号の保育園入園の手続きを夫と二人でがんがん進める。福祉事務所に必要書類を提出し、歯科と内科の健康診断をはしごし、 そして今日は娘1号を連れて保育園に面接に行く。

 やり手っぽい園長がさかんに娘に話し掛けてくれるが娘は初対面のえらい人には決して口を聞かない。挨拶もしない。

 あとで本人が語るには
「応えなきゃ!という声とダメだ!って声が2つ、私の中で戦ってたの。ダメだって方が勝ったの。」

 文学的に攻めてきたが、一般的にはそういうのを人見知りと言う。

 しかし母は娘1号の聡明さの証明のように思ってしまう。


 一般的にそういうのを親ばかと言う。
 
 まあいいじゃん。そのうち挨拶くらいできるようになるさ。

 娘2号は保育園であづかってもらえる月齢に達していないのでもうしばらく家でばぶばぶいっていることになる。娘2号の保育園入所が来年4月。その時点での社会復帰を目指して母は情報収集、就職活動にあたろうと考える。

 書類の上では、本日付で私は職を辞したことになっている。いよいよ母となって以来はじめて無職浪人の日々が始まる。




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