最近は映画のパンフレットを買わなくなりました。 以前は俳優の名前やスタッフの名前を知るために買っていたけれど そのうち映画館のチラシでいいや、となって、 しまいにはネットの公式サイトで見ればわかるし、という感じ。 スクリプトが載っているなら価値があるけれど 写真ばっかりで、たいしたことのない解説記事ならいらない。 LOTRのパンフはちょっと悩みました。 メイキングブックとかフォトブックとかポスターブックとか 原作とかイラスト集とかDVDとかSEEとかCDとか入手して、 ネットの公式サイトやファンサイトを巡回していたら ほとんど新しい情報は載っていないからです。 で、『王の帰還』のパンフレットを買おうかどうしようか迷いつつ まだ買っていないのですが、姪っ子のを読ませてもらいました。 四人の方のレビューが載っていました。 田中明子さん、荒俣宏さん、柳下毅一郎さん、あとひとり (名前を忘れました。すみません。) 納得のいく人選でそれぞれの立場の文章がよみごたえがありました。 個人的には柳下さんの見方がおもしろかったです。 なにかとてつもないものを描くのがファンタジーなら それを映像化したPJの映画はファンタジー映画として 素晴らしいという内容。絶賛に近い(笑) この方は『二つの塔』の公開時に、映画秘宝で特集記事を担当されていて ものすごくおもしろかったんだけれど、パンフではあまり毒をみせずに 嘘もつかずに、ほめてあるなあ。 お名前で検索するとHPがヒットします。 とっても面白いのですが、殺人に関するページには 予期せぬ写真があったりするので、ご用心です。
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