金曜ロードショウで『G.I.ジェーン』を見た。(というか、見ている途中) 民放で映画を見るのは何年ぶりかわからないくらい久しぶり。 見ていて唖然としてしまった。これは本当に、同じ映画なんだろうか? CMで切れるのは良しとしよう。これは仕方のないことだ。 声優さんが、別の魅力を出すところまでは行っていないことも良しとしよう。 全然かけ離れているというほどでもなかったので。 しかし、このズタズタのつなぎ方は許せない。 長い長い訓練と反復の描写で、この突拍子もない話に説得力が生まれるのに。 細かい描写の積み重ねで、複雑なキャラクターの魅力が出てくるのに。 これじゃあ、マスターチーフはただのサディストじゃないの。 そしてそして、「なめんなよ」ですって? デミムーアは鬼龍院花子ですか? ほんとのセリフは放送コードにひっかかるのか。そうか、そうだったのか。 これを見てつまらないと思った方は、ビデオで見直して下さいね。 先週の『クリムゾンタイド』も、細かいシーンが全部カットされていたそうだ。 こんな放送ならしない方がまし。でも、これで興味を持つ人ももしかしたらいるかしら。 吹き替えを聞いて改めて思ったけれど、ヴィゴ・モーテンセンという人は 声に妙な魅力があるんだわ。思ったよりも高い声なんだけれど色っぽい。 この放送では・・・伝わらないだろうなあ。
『クリムゾン・タイド』をトニー・スコットが撮り、その関係で お兄さんのリドリー・スコットの『G.I.ジェーン』のマスターチーフ役のオファーがあり 『G.I.ジェーン』を見て、PJはヴィゴをアラゴルンに抜擢したそうです。 芋ヅルの役者人生。『イダルゴ』は果たしてどんな映画でしょうか。
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